雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

さよなら、組紐

年末に「一旦退会」した組紐教室。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/12/17/053522

 


先週だったか先々週だったか

出先にいる時に組紐教室を統括している

文化教室から何度か着信があった。

 


年末に一旦退会する時

「春頃にまた・・・」とお茶を濁したので

そろそろ戻りませんか?と勧誘の電話だと思い

ほったらかした。

 


電話が通じないからメールが来て

文化教室の作品展示スペースに

私の作品が飾ったままだったので

取りに来てほしい、との連絡だった。

 


日曜日、モラ夫は1人で趣味の写真を撮りに出かけ

娘はなかなか進まない婚活のお見合いに出かけた。

なので、文化教室へ作品を撮りに出かけた。

 


久しぶりに降り立つ駅。

久しぶりの文化教室。

久しぶりに見た組紐の作品。

久しぶりの文化教室がある百貨店。

よく立ち寄ったお店。

 


懐かしい気持ちもあったが、

返してもらった組紐作品を手にしても

またやりたい、という気持ちにはならなかった。

 


合唱も復活したし、

ジムやパン教室、ケーキ教室も

もう余程のことがない限り

閉鎖にはならないだろう。

 


そもそも組紐作品を手にしても

またやりたい気持ちにならなかったのだ。

今はもう過去の思い出でしかない。

 


余談だが、

飾ってあった作品を返してもらう時

受け取りサインをした。

私が名前を書いた上に

かつて同じクラスで組紐を習った人の名前があった。

聞くとやはり3月末に退会され、

数日前に飾ってあった作品を引き取りに来たらしい。

 


帯締めを妹の還暦祝いに手作りしたいと

目的を持って習いに来た人だ。

私が辞める年末、

いよいよ本作品の帯締めの絹糸を注文していた。

帯締めは出来上がったのだな。

名前以外、連絡先も知らないまま

何年か一緒に習った。

 


家に帰って返してもらった作品を

かつての組紐教室バッグにしまった。

さよなら、組紐

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。