雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

ママタクシー

うちは最寄り駅までバス停で4つ分。

バス停は家の前なので便利だが。

 


私がこの家に嫁いだ時は

1時間に4本はバスがあった。

うちのバス停の次から行き先が色々分かれるが

うちのバス停はどのバスも停まるからだ。

 


朝や夕方のラッシュ時は

1時間に6本も7本もあった。

なので不便といってもしれていた。

 


だんだん過疎化が進み

テーマパークも縮小し

夏期だけあったキャンプ場行きも

第三セクター運営のマイクロパスになった。

 


バスの本数は減っていき

今では1時間に1本しかない。

ラッシュ時も2本。

 


ますますバスを利用する機会が減った。

 


娘も学生の時は学割の定期もあったし

出来るだけバスを利用してもらっていた。

当時はまだ1時間に2本はあったし。

 


社会人になり、

バスを待つ時間が勿体無いし

疲れているし、

ということで出来るだけ駅まで送迎している。

 


行きは大抵午後からの出勤なので、

私が駅まで送る。

 


バス代は片道270円で交通費は支給されるのだが、

私は「ママタクシー」と呼び

片道100円ずつ貰う。

娘は支給された交通費が浮くし

私も僅かだが100円貰うことで

面倒くささも軽減される。

そうして送る度に徴収した100円は

チリツモで

娘と2人、ホテルのアフタヌーンティーに行ったり

ホテルの女子会プランで

エステと宿泊に行ったり

2人でプチ贅沢に使う。

 


毎日のことだから案外たまる。

 


これなら私も気持ちよく送迎できるし

娘も1時間に1本のバスで時間ロスもなく、

支給された交通費まで浮く。

お互い良いこと尽くめ、というわけだ。

 

ママタクシー最高。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。