前回の父の救急搬送は夜だった。
点滴したら元気になって、
翌朝には帰りたがった。
ただ、私の都合が悪く
(パン教室をキャンセルしたくなかっただけども)
退院を1日延ばした。
父はお金が手元にあればタクシーで帰る、と暴れたが
看護師さん3人に説得され
「迎えに来てもらえるなんてありがたいよ。」
「ご家族さんにだって都合があるでしょう?」と。
渋々退院を延ばさせた。
あれから1か月ほどでまた救急搬送だ。
今回は早朝だった。
そして丸一日、点滴も外れなかった。
救急搬送された時、母が「1日でも長く入院させて」
と懇願したらしく
「入院は1週間から2週間」とカルテに書かれていた。
「2週間も居てられへんやろな」
「1週間で帰ってきよるやろな」と母は言っていた。
救急搬送された翌日、まだ点滴をしたまま
もう帰る帰る、もう元気だと言い張る父。
適当に誤魔化して入院に必要なものを置いてきた。
2日後には点滴が取れて
ますます帰る帰るが激しくなる父。
「お金を持ってこい」
「ワシが稼いだワシの金やぞ」
「前みたいに雛子の都合で退院を先延ばしされたらたまらない」
(1日だけしか延ばしてない)
「タクシー呼んで勝手に帰る」
何度も何度もそう言って電話をかけてくる父。
母は
「1日でも入院を長引かせられないかなぁ」から
「骨折でもしてくれないやろか」
「このまま施設に入ってくれないかなあ」
からとうとう
「もう死んだらいいのに」
とまで口走り出した。
たった数日、父が居ない解放感、
振替とはいえ週2回デイサービスに行ける楽しみ
父が居ない事で娘たちと頻繁に交流できる楽しさ。
それに目覚めてしまったようだ。
なんとか良い方法はないか。
妹と久しぶりにじっくり話し合った。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。