雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

モラ夫の正体・完

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/04/16/061556

 

 

 

ようやく駅に着いて、ホームで電車を待っている時。

私は空いていたベンチに座り、

膝の上、両手にしっかり荷物を持つ。

 


隣には座らずホームで立っているモラ夫見てびっくり。

ズボンのお尻の辺りが透けている。

下着は黒を履かせているから目立たないが、

日の当たり具合で

ズボンが擦り切れて傷んでいるのが丸わかりだ。

 


新しいズボンにしなかったの?

ツーパンツの?

 


というと、

 


ああ、忘れてた。

 

 

 

よく見るとカッターシャツ

白を着ているが

最近新しくした物ではなく

使い込んだ襟が少し黄ばんだような

ヨレたカッターを着ている。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/08/28/062506

 


何故?

 


何故わざわざ?

 


もう今更言っても仕方ない。

 


電車に乗ると2人分の座席があったので

並んで座った。

脚を組むモラ夫。

 


電車内で脚を組むなんて、

電車に乗り慣れてない田舎者丸出しで恥ずかしい。

そう思いながらふと見ると。

靴下が毛玉だらけだ。

ゴムも伸び気味でずれ落ち、足首がみえている。

 

 

 

新しい靴下たくさんあったのに、

古いの履いてきちゃった?

 


というと

 


靴下なんか見えないから。

 


という。

 


そんな、息子の大事な日なのに、

新品の替えパンツや新しいカッターシャツ

新しい靴下できたらよかったのに。

 


本心を呟いてしまった。

 


モラ夫は

 


じゃあ、今日帰ったら

古い靴下全部捨てて新しいのに入れ替えるよ。

替えパンツも入れ替えるよ。

 


という。

 


何故今日?

 


息子の大事な日に古い傷んだ靴下やズボンで

それが終わったら新しいのに入れ替え?

 


何故?

 


いったいどんな頭の構造なんだろう?

 


だから嫌だ、この人。

頭おかしい人は困る。

 


まぁ、私は息子の大事な日を祝う気持ちと

それを口実に

ブランドの洋服やバッグを買ったのだが。

そこまでしろとは言わないが

せめて新しい物を身につけて

祝いの気持ちを表してほしい。

初対面のあちらのご両親にも失礼だ。

 


本当にズレている、この人。

これがモラ夫の正体だ。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。