雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

映画

TOHOシネマズの履歴によると、

2007年に1人で車で30分のシネコンに行き始めたのをきっかけに

ほぼ毎週、レディスデイの水曜日には

映画を観に出かけた。

 


それまでもたまに映画に行くことはあったし、

1人の時も友人との時もあったが。

 


忘れもしない2007年。

当時話題になった「愛の流刑地」。

テレビでも観たし、本も読んだ。

映画でも観てみたいとふと思い立ち

シネコンへ。

その日にカードを作り、

6回観たら1回無料で観られるし

マイルも貯まる。

1本観たら、予告があり。

予告ってどうしてあんなに

絶対観たい!と思わせるんでしょう。

チェックして、あれもこれもと

一気に映画評論家みたいに毎週映画館に通った。

 


それ以来、12年間、

コロナに流行るまで

年間約50本は観たし

マイルも貯まり、1か月見放題の恩恵も

年1回は受けた。

(今はもうそのサービスはないらしい)

 


去年のコロナ以降

去年は年間5本、

今年はまだ2本しか観られていない。

 


というか、映画館に行かなくなると

行きたい、観たいという熱が薄れてきている。

だんだん映画を観ないことに慣れてきたような。

 


緊急事態宣言は延長されたが

映画館は今月から緩和され、

平日のみ時短で営業している。

そもそも映画館なんて

そんな感染リスクは無いはずだし。

 


先週、久しぶりに映画館に行こうと思った。

以前なら、

面白そう!というだけで

迷わず観に行った。

映画料金が値上がりしたのもあるが、

クチコミを読み漁り

結局やめた。

ちなみに「いのちの停車場」だ。

 


もっと観たい作品はあるのだが、

電車で大阪市内まで行かなくては上映しておらず。

それも以前なら躊躇せずに電車で出かけたろうが、

今は車で30分の1番近いシネコンでしか観る気はない。

 


今週、また上映スケジュールをチラチラみて

クチコミの評価が高かった

「劇場版・シグナル」を観に行った。

確かに面白くなくはなかった。

でも感動した、とかもなかった。

映画館は平日の真っ昼間

半分の座席数にしているが

そもそもガラガラだから感染が怖いというのでもない。

 


でも。

 


もう映画の趣味は卒業かな。

余程面白そうな作品で

どうしても観たいと思ったら

それも最大月に1本くらい。

水曜日のたびにワクワクソワソワ、

下手したら2本観たり3本観たり

なんてことはもうしないだろうな。

 


なんだかやっぱり

どんどん老け込んできた気がする。

コロナが終息しても

コロナ以前には戻れないな。