雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

切ない気分

朝、テレビのワイドショーで

京都市役所が映った。

京都市長の退任のニュースで。

 


娘は京都市役所のそばで住んでいた。

何度か行っただけなのに

見覚えある風景だ。

引っ越しやらでも何度も通ったし。

 


あのすぐそばに住んでいたんだよね。

あの道を曲がったらあのお店があって、

あの階段を降りたら地下鉄だね。

 


私でさえそうなのだ。

 


ふと娘をみたら

懐かしそうな、なんとも言えない表情で

画面をじっと見つめていた。

 


「こんな良い場所に住まわせてくれて」と

いつも抹茶くんに感謝していた娘。

良い場所に住めることを

結婚生活のモチベーションにさえしていた娘。

たった4か月だったけど

そこに住んで生活がどんどん根付いてきていた。

そんな娘をみて

あまりにも切なくなった。

 


ごめんね。

(なんで私がごめんなんだろ?)

(こんな交通アクセス悪い家でごめん。)

 


娘は中高大学大学院とミッション系の学校で

毎日礼拝があった。

「置かれた場所で花咲かせなさい」だったよね。

 


気持ちを切り替えて

元気を出して

前に歩こうね。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。