雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

ミケさん、引っ越すの?

合唱団のメンバーのミケさん。

 


合唱団は県を超えて広範囲からメンバーが集まるが

唯一、ミケさんと私は同じ市に住んでいる。

車で5分は無理か、10分くらいの距離だ。

 


だけど、合唱団の練習は車で片道90分。

 


そのあとなんだかんだ出かけると

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2023/11/08/070835

 


片道2時間かかる。

 


なので同じ市に住んでいるミケさんは近い。

 


前日、合唱団の練習の後、一緒に出かけ

久しぶりにゆっくり話したが

片道90分の練習にいつまで通えるだろうか、

みたいな話になり、

ミケさんは後10年。

75歳になったら車を降りるつもりだから

最長で10年だという。

やはり最近、運転が下手になった自覚もあるし

近所ならともかく、90分運転していくのは

10年よりもっと早いかもしれない、と。

 


まあ指導者も70歳を過ぎているし

他のメンバーの年齢を考えると

団自体が最長10年だろうと思う。

 


そして今ミケさんは、

施設に入ったお姑さんと

まだ独身の娘さんと3人家族。

実質、娘さんと二人暮らしだ。

 


二世帯住宅で施設に入ったお姑さんは

多分もう帰らないだろうし

駅から遠い今の家を建て替えたりするよりは

売ってしまって

便利な場所のマンション、いやアパートにでも

引っ越したいらしい。

 


娘さんも将来はわからないし

娘さんと2人なのか

別々にお互い便利の良い場所になのかわからないけど、と。

 


そんな話をした後、

市の植物公園でのクリスマスリース作りやら、

植物円主催の門松アレンジ作りやら

「市の広報に載ってたよね」と

誘われて一緒に参加することになった。

 


考え過ぎかもしれないけど

ミケさんはあちこちガタがきていたり

お姑さんが施設に入ってしまって誰も住まなくなった

一階の台所やお風呂やトイレの管理が

面倒になってきた、と言っていた。

将来車を降りることも考えて

便利な場所にいずれ移ることを考え

今住んでいるうちに

今の市のイベントを思い残すことなく参加して楽しもうとしているのではないか。

 


そう思うと、やはりちょっと寂しいな。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。