頂きものをお裾分けとして人にあげること
「嫁に出す」というのは全国共通かな?
関西だけかな?
舅姑が健在だったころ
ちょうど60歳の時にモラ夫の兄が病院を開業するのに
顧問として就任した。
なので頂きものは多かった。
お中元・お歳暮の時期は
毎日毎日何件も頂きものが届き
宅配の人にも呆れられるくらいだった。
中には活け伊勢海老やら
殻付き牡蠣やら
頂いたら処理に難儀するものもあった。
堺正章への贈り物が凄すぎて御礼状やら
頂きものの処理に疲れ果て
離婚して自宅の冷蔵庫を開けたら
自分が買ったものしか入っていなくて
それがうれしくてホッとした、と
記者会見で発言してバッシングされていた。
私はその気持ちが痛いほどわかった。
舅宛にきたものだから
当時は皆そうなのか
なかなか人にお裾分けしないで
溜め込んでしまう。
私が簡単に人にお裾分けできないし。
なので最終的には賞味期限が切れたりして
こっそり捨てていた。
実家の両親もやはりそういうところがあり、
賞味期限がまだまだ先の頂いた直後なら
人にお裾分けもできるのに
貰ったものは溜め込んでしまう。
賞味期限が切れる頃、私や妹に押し付けてくる。
そんな経験から
お歳暮であれこれ高級なもの頂くと
自分で食べきれないと思ったら
サッサと配ってしまう。
今年も樽に入った高級奈良漬や
家族があまり好きではない高級鮎巻き、
父からクリスマスプレゼントと言ってフリーズドライ味噌汁100個とか、
粗品のお土産でいただいたゴーフルのセットとか
とにかく合唱やらパッチワークやら
出かける先で分けて持って帰って貰ったりして
自分で消費できるか、ちょっと足りないか?くらいに
気前よく嫁に出している。
モラ夫も定年になり
まだ引き続き働いてはいるが
めっきり届け物は少なくなった。
それでもお歳暮が届いたら
ついつい嫁に出す行き先をシュミレーションしている。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。