雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

お中元お歳暮の松坂牛

いつからだったか、

同じ町内の人から毎年2回、松坂牛が贈られてきた。

モラ夫がその方が入院する時にちょっと世話をした、とか

通院時にもちょっと声をかけたとか

「お世話になっているから」と言うことだった。

 


いつもお中元お歳暮の配達が一段落した頃に

文字通り忘れた頃に

上等な松坂牛が届いた。

 


「そろそろかな」とちょっと期待していたら

モラ夫からその方の訃報を聞いたらしい。

最近のやり方か、家族葬

町内にも事後報告だったらしい。

 


モラ夫は先週通院するその方をロビーで見かけ

言葉を交わしたと言う。

急なことだったのかもしれない。

 


私自身は、顔くらいは存じている、程度だが

淋しいなあ。

松坂牛とはいかないが、牛肉を買ってきて

その方のご冥福を祈りながら

何年間も下さった松坂牛の思い出そう。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。