雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

平気で捨てる①

モラ夫はかなりおかしい。

その一つが、飲み物や食べ物を平気で捨てる。

 


外食して、お茶やお水を無料で淹れに来てくれたら

最後まで飲み干すことはなく

残したまま店を出ることは割とふつうに誰でもする。

 


その感覚なのかもしれない。

 


元々、モラ夫は水分をあまり取らない方で

私が水分をたくさん取る方だ。

よくある夫婦茶碗と湯呑みのセットなど、

茶碗はそのまま、湯呑みを交換して使っている。

 


以前、食事で湯呑みにお茶を淹れた。

抹茶入りの美味しいお茶で、

モラ夫には一番茶を淹れた。

なのに、一口飲んで残りを流しに捨てたのをみた。

多分モラ夫に罪悪感はなく、

大意もないのだろう。

不味かったと言う感覚もない。

一口飲んで気が済んだから

残りは要らないから捨てた、と言うだけだろう。

 


だが、その時は無性に腹が立った。

「お茶要らないの?」

ときくと、

???という顔をした。

せっかく淹れたお茶を

一口飲んで捨てられるのがすごく嫌だったと

ちょっと大袈裟に訴えた。

要るけど量が多かった、と出まかせの返事。

 


元々小さい湯呑みの半分も淹れてないのに。

 


娘に忠告されて

翌日からお茶は娘と私だけ淹れた。

数日お茶無しで我慢していたようだが

自分で淹れようとしたのか

「湯呑みはどれ?」

「お茶はこの急須?」

と聞いてきた。

なのでそれから、

湯呑みには大匙一杯程度のお茶を淹れて出している。

イヤミだが、通じているかどうかはわからない。

 


足りない時もあるようだが、

自分でスポーツドリンクやお茶のペットボトルを買ってきて

チマチマ何日もかけて飲んでいる。

 


娘のいうように

好きにさせときゃいいのだ。

家族だ、人間だと思うから腹が立つのだ。

犬だと思えば

あら、餌残したのね。

で済むじゃないか。

 


先日、今度はコーヒーを捨てるのを見た。

 


朝はトーストを食べるモラ夫。

自分で野菜ジュースを箱買いして配達される。

それにトーストとコーヒーを淹れていた。

もちろん、デミタスカップくらいの小さいカップ

半分も淹れない。

ブラックでは飲めないから

わざわざ買えと言われた機能性食品の甘味料と

牛乳を入れてカフェ・オ・レ状態に。

自分で淹れると、一杯19円のドリップコーヒーを

デミタスカップでお猪口一杯分程度出しただけで捨てるので

私が残りを頂いている。

勿体無いもの。

 


デミタスカップとはいえ 

コーヒーを淹れる手間は一緒だ。

しかもブラックではないから

自分のコーヒーより手間がかかるし

 


それを先日、一口飲んで残りを流しに捨てるのを見た!

しかも、お茶の時に私がすごく嫌なことだと

しつこく言ったので

捨てたことを誤魔化すように

流しを綺麗に水で流していたのも見た。

 


「コーヒー要らないんだ。」

「飲まないんだね。」

と言うと

「飲むよ」と言う。

「捨てたじゃん、今。」

「いや、捨てて無いよ。カップ流しただけ。」

小学生以下の嘘だ。

「見てたよ。一口飲むか飲まないかで残りすてたよね。」

 


要らないなら淹れないよ。

コーヒーだってわざわざドリップ買って、

甘味料も薬局で買って、

牛乳だって。

勿体無いよ。

朝の忙しいバタバタで手間だってかかってるのに。

 


そう言ったらモラ夫は・・・つづく。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。