雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

何もかもうまくいかない

なんだか何もかもうまくいかない、

なんだかやることなすこと全て

「違う」「そうじゃない」と

(神様から?)否定されている気がする。

 


そう言ったのは娘だ。

 


夏から本格的に婚活を始めた娘。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/07/07/055722

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/07/10/054720

 


一年後にはもう娘はいなくなっているかも、と

寂しがっていたのだけれど。

 


なかなかうまく行かない婚活。

 


どんどん来られると嫌になるし

仮交際に進んでも嫌なところばかり目についてしまったり、

こちらが乗り気でも断られたり。

最近は仮交際にすら進まなくなり。

 


もう誰でもいいからとヤケになりかけたり。

 


そんな合間にこじんまりした個人の料理教室を見つけ

来週行くことになった。

 


緊急事態宣言中は

作った料理の試食は出来ず

全て持ち帰りとなるらしい。

なのでタッパーを準備したり、

やる気を出す為にお気に入りのエプロンを買いにいったりして

楽しみにしていた。

 


料理が得意と嘘はつけないけど

料理教室に通っている、というと

ちょっと婚活にも有利?と。

 


ところが、個人の小さな料理教室から

コロナが出てしまったらしく、

当分中止になったと連絡が。

 


それで冒頭の

何もかもうまくいかない、

となったわけだ。

 


婚活については流石に高い料金を払っているので

担当者からこまめな連絡もあり、

「模擬お見合い」に参加しないかとお誘いもあったようだ。

 


焦るな焦るな、

相応しい良い人は必ず出会える。

出会えるんだ、と信じていれば必ず。

 


ヤケになるんじゃないよ。

臆病になることもない。

大丈夫だよ、と抱きしめてあげたいが、

まだそこまで弱っていない娘に抱きついたら

きっと「キモ」と振り払われそうだ。

 


料理教室はまた考えよう。

ちょっとアテもあるしね。

 


大丈夫。

ちゃんと道は開けてくるから。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。

マスク会食

ここ数ヶ月、家族で外食もしていない。

 


娘とはあるが。

近々で出先でお昼を食べたのは

もう8月だったなぁ。

大抵出かけるにしても

時間調節して家で食べてから出かけるか

頑張って帰宅してしまうか。

なので半日で行き帰りできない外出の時のみ

外食する。

 


そんな娘と時間が合ったので

お昼に待ち合わせして

久しぶりに家族行きつけのフレンチへ。

 


他にも数組ご家族(ご夫婦、親子)

2人組がいらしたが

黙食・マスク会食が徹底され

浸透しているのを痛感した。

 


食べ物を口に入れ、

マスクを付けたり外したりが大変なので

勢い、黙って皆黙々と食べる。

食べ終わったらマスクをして少しおしゃべり。

 


だけど食べるスピードが速くなるので

次々にお皿が運ばれる。

するとまたマスクを外して黙々と食べる。

 


11時半オープンのお店で、

12時20分ごろにお店に入ったら

どのテーブルもデザートとコーヒーが出てきていた。

 


判で押したように12時半には私たち母娘以外のテーブルは誰も居なくなった。

 


次々にお料理が運ばれてくるし

黙食するからすぐにお皿が空になる。

マスクして距離を取り

アクリル板まで置かれていると

静かにおしゃべり出来なくて

声が聞こえにくいから聞き直したり

ゆっくり簡単に時間喋れないから

食事が早い。

 


ランチからディナーまでのあいだ

14時半に一旦お店をしめるのだが

今までなら「そろそろ閉店になります」

と声をかけられることもあったが、

13時半にならないうちに店を出た私たちの後は

きっともう誰も来ないだろう。

 


今までならランチを、といっても

グダグダ遅くまで喋り、

ランチタイム後の閉店で追い出されたら

場所を替えて夕方まで喋ることもよくあった。

 


マスクでのおしゃべりはやっぱりしんどいし

多分これが友人だったとしても

短時間で解散になるのではないかと思う。

そもそも、よほどでなければ

家族以外食事に行かないようにも思う。

 


主婦のダラダラランチがなくなったら

お店も回転が良くなっていいかも。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。

ほぼ日手帳

かれこれ17年使い続けているのが

ほぼ日手帳

 


https://www.1101.com/store/techo/all_about/

 


年間スケジュール、

月間スケジュールに続き

1日1ページ。

 


そんなん、何書くの?

白紙だらけの手帳にならない?

 


いやいや、とんでもない。

だからこそ17年使い、

18冊目も既に購入済み。

 


毎日、お弁当と夕食のメニューを書いたり。

夕食の残りをお弁当に入れるつもりで作ったり

冷蔵庫の食材を使い切るようにメニューを考えたり。

 


秋になると気分が落ち込む自覚があるので、

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/09/16/063406

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/09/17/052142

 

 

 

少し考え方を変えることにしました。

手帳の片隅に「今日のありがとう」を書く。

「今日もご飯が美味しかった。ありがとう。」

「モラ夫が黙って仕事に行ってる。ありがとう。」

「台風が来たけど雨風凌げる家にいられる。

ありがとう。」

「今日もお出かけ楽しかった。ありがとう。」

なんでもいいんだ。

1日1回「ありがとう」と書くことが目的。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。

ゆみこさんからの返信

友人ゆみこさんにメールした。

来月のパッチワークの作品展示会に

良かったら覗いて、とのお誘いだった。

もちろん快く、覗きに行くわ、と返信があった。

 


ゆみこさん私より10歳近く年上の友人だ。

昔、ある合唱団で少しの間ご一緒した。

 


同じ市内に住んでいるし、

コンサートや食事にお誘いして

よくご一緒した。

 


舅姑、ご自分のご両親、

4人の介護、亡き後の後始末、

家の処分から何から何まで

全て一人でこなした人だ。

 


頭もよく、地元の進学校を出ているし

当時にしては珍しく四年制女子大を出て

銀行員を経て

子育てが一段落した後はまた銀行にパートで働いていた人だ。

 


合唱は、特に女声合唱団は

とにかく揉め事が多い。

いじめや仲間はずれなど、

幼稚園並みに普通にある。

そんなゴチャゴチャに嫌気がさし、

ソロの声楽に移行した。

あれよあれよと実力を発揮し

ウィーンへ何度か短期留学し、

小さいリサイタルまで開いた。

 


手芸も独学だというが

パッチワークや編み物、

洋裁も器用にこなす。

 


亡きお父上が長年趣味にされていた

能楽もお父上の遺品の能楽譜を受け継いで

始められた。

 


昔からメールの文章が面白く、

エッジがきいていたりして

用があってもなくても

半年開かないうちにメールをしている。

 


私は元々手先が器用なわけでもなく

面倒くさがりなので

手芸のようなことよりも

外に出て合唱したり、

ジムに行ったりする方が好きだ。

 


だがコロナで合唱は全くダメだ。

 


その気晴らしに始めたのが

パン教室とパッチワークだ。

 


ひょんなことから始まったパッチワーク。

器用なゆみこさんにはちょっと恥ずかしいが、

作品展示会に出展するので覗きにきてとお誘いしたのだ。

 


合唱は全くダメだと愚痴ったことに関しての返信を読んで、

なんだか納得した。

 

 

 

ゆみこさん:

 


やはり声を出すお稽古は感染リスクが高いし この状況下では難しいでしょう。

 


私は歌も謡曲も一度もレッスンに行ってません。

でも行かないなら行かないで、また今までとは違った生活パターンが出来上がってます。

 


コロナが収束して元の状態に世の中がなったとしても、私の生活は全く元通りとはならないような気がします。

でも それはそれでいいかも!て思ってます。

 

 

 

そう、ゆみこさんにそう言われると

なんだか妙に腑に落ちる気がする。

 

 

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

泣ける手帳

写真ほど視覚には訴えませんが、

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/09/21/050902

 


手帳を読み返すのも

アルバムを見返すのに匹敵します。

 


結婚以来、子どもが赤ちゃんの頃まで

予定らしい予定はなく、

壁にかけたカレンダーに書き込むだけでこと足りていました。

 


ちょうど子ども2人がスイミングやヤマハ

習い事などが別々になった頃から、

そしてその頃、車の免許をとり

行動範囲内が広がったことから

手帳を持つようになりました。

 


今、保存してある一番古い手帳は1996年です。

だいたい3年同じタイプの手帳を使い、

3年ごとに違うタイプの手帳に変わっています。

多分、幼稚園から小学校、

低学年から高学年、と

子どもたちや私の行動パターンが変化したから

でしょう。

 


そして最終的に、「ほぼ日手帳」に行き着きました。

ほぼ日手帳は来年のものを既に購入済みですが、

それが18冊目。

 


手帳を読み返すと、

スイミングやヤマハの送迎に忙しかったこと、

塾の送迎に大変だったこと、

PTAや自分自身の習い事、

友達との約束、

一時期色々ボランティア活動にも精を出していたこと、

いろんな合唱団に入ったり辞めたり

主婦のつまらない日常が

それでもいろんな思い出が蘇ってきます。

 


予定のほか、余白やメモ欄には

メモのほか、ちょっとした感想や

日記がわりの記録もあり、

一つ一つの走り書きも意外とちゃんと記憶しているものです。

 


その時々によく関わった人の名前が出てきたり

よく言った場所の名前が出てきたり。

 


楽しかったこと

夢中だったこと、

一つ一つが蘇ってきて

あの時もっとこうしていれば、と後悔したり

あの人にもう会うことはないのだなあ、と

懐かしくも涙が出てきます。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。

私だけ、ぼっち

徒歩30分で植物園があり

真夏より気温も下がったので

久しぶりにウォーキング。

 


モラ夫は糖尿家系で

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/07/18/054807

 


亡き舅がそうしていたように

真夏でも真冬でも

雨でも雪でも

毎日必ず2時間程度ウォーキングする。

平日は仕事帰りに

休みの日は昼間に。

 


休みの日で気候が良くなると

趣味の一眼レフを片手に

半日や一日、どこかへ出かけていく。

 


一緒に連れて行って、というと嫌な顔をする。

ひとりが好きなようだ。

 


先日のシルバーウィークも天気がよく

彼岸花の写真を撮りに行きたい」と

出かけていった。

娘も仕事だったので

朝からお寺さんがいらっしゃったら

あとは1人自由だ。

 


緊急事態宣言で閉鎖していたり、

真夏で暑すぎたりして

久しぶりに年パスを持って植物園までウォーキングした。

 


植物園では 

キッチンカーや手作りの品のマルシェが行われ

ひろばではミニコンサートもしていた。

緊急事態?なにそれ?とばかりの人出で賑わっていた。

 


家族連れ、老夫婦、

学生グループ、

よく見たら天気の良い連休に

ひとりぼっちで植物園にいく初老の女は

かなり浮いている。

浮いているというか、存在しないような

透明人間のような、

なんだか社会から取り残されたような

そんな気分になって、ハッとした。

 


今はコロナ禍で

人と集まらず

ぼっち行動もそんなに浮きはしないが。

もうどんどん

コロナ前の生活様式に戻りつつある。

もちろんコロナ前には戻らないこともあるが。

 


天気の良い秋の休日、

午後のひとときは

まるでコロナ以前の休日のひとときだった。

ただ、子ども以外は皆マスクをしている、

ということが違うくらいだ。

 


ああ、そうだった。

思い出した。

ぼっちは、平日、

家族連れが来ないような

空いた時間に行動すべし。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。

泣けるアルバム

思いっきり泣きたい時、

泣ける映画を観る、

感動する本を読む、

泣ける音楽を聴く、

色々あるけれど。

 


アルバムを見返す、

手帳を読み返す、

というのもなかなか泣けることです。

 


少し前までお正月には

近所の神社のその年の干支が描かれた大絵馬の前で

家族で写真を撮っていました。

だんだん、夫と夫婦で。

私と息子、私と娘、と

4人で撮るのを誰ともなく嫌がり

無理やり写真を撮りたがる私に

仕方なく付き合って1人ずつ一緒に撮ってくれるスタイルに。

去年、今年と息子は全く帰省せず。

写真を撮ることも無くなりました。

 


家族解散です。

 


お正月に写真を撮っていた頃、

しかもまだフィルム写真だった10年ほど前までは

お正月の写真が出来上がったら

アルバム整理をしていました。

昔は一年も写真を溜めしまうと

えらいことになって半日がかりでしたが、

年々写真は撮らなくなり

2、3年まとめてもすぐにアルバムに貼れるように。

フィルム時代も終わり、アルバムそのものを

数年見ていません。

 


すっかり遠い存在になってしまった息子の可愛かった写真。

なんだかんだ仲良く旅行していたモラ夫とのツーショット。

いつのまにこんな味気ない

冷たい家族になってしまったのか。

 


無心で私にしがみつく息子の写真をみては

もう戻れないその頃を思い出します。 

懐かしくて涙が出ます。

戻れない現実に悲しくなって涙が出ます。

 


思いっきり泣けます。

 


つづく。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。