雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

娘の婚活ワンピース

トントン拍子にことが運ぶときは

いく道が間違っていない証拠。

 


反対に何か色々とイチャモンが入る時は

そっちの方向に進んではダメだという

神さま?仏さま?ご先祖さま?からの

メッセージだと思います。

 


オリンピックは最初から随分ケチがつきました。

エンブレムの盗作騒動から競技場建設。

ダメ押しにコロナ。

それでもやめないものだから

直前の自然災害。

 


話が逸れました。

 


娘はいくつかの結婚相談所に出向いて話を聞き

一番良いと思った相談所に入会しました。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/06/14/064420

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/07/07/055722

 


トントン拍子に担当相談員さんの面接日程が決まり,

プロフィール写真撮影日も決まりました。

 


どんな洋服が良いのか悪いのか

良い例、悪い例の写真とコメントのプリントを貰ってきました。

 


淡い色のワンピースが良いようですが

娘はあんまり持っていません。

 


娘が高校3年の冬、

大学が決まってから

コロナ以前は毎年一回は

母娘一泊女子旅に行っていました。

殆ど、ホテルの宿泊とエステやアフタヌーンティーがセットになった

女子旅プランです。

 


数年前、エステの予約がうまくいかず、

ホテルの近くのサロンで

パーソナルカラー診断と骨格・イメージ診断を受けました。

1人なら3時間、2人ペアなら5時間という

本格的な診断でした。

メイクや服のブランドも教えて貰えるようなプランでした。

 


その時に娘に診断されたのが

パーソナルカラーはウィンター。

イメージはクラシックタイプでした。

 


似合う色が濃いはっきりした色ばかりで

白なら真っ白でした。

 


それまでは私の好みもあり、

ピンクやペパーミントグリーンや

サックスなどの洋服もありましたが、

気づけば娘のクローゼットは、

黒、紺が殆ど、

深緑、ボルドー、バイオレットピンク、たまに赤。

 


どこからどう見ても婚活向きの色はありません。

 


去年くらいから

婚活用に薄い色の服を買うんだと

色々一緒にショッピングにも行きましたが、

試着して結句似合うのが紺とか黒でした。

 


実は娘の婚活宣言も半信半疑だったので

淡い色を真剣に一緒に選ぶ気が私にもなかったのです。

 


さて、トントン拍子に写真撮影が決まったので、

もう今日しかない、と

仕事前に少し早く家を出て

百貨店に行くと言っていました。

 


私は合唱の練習もあり、

ついていくつもりは全くなかったのですが。

コロナ以降、練習後もみんなとランチや

寄り道はいっさいなくなりました。

 


皆と別れた合唱の帰り道の車で

もしかして今から車を実家に置かせてもらって

電車に飛び乗れば

合流できるんじゃないか、と娘に連絡すると

娘が乗った電車より30分遅く着くけど、

娘が百貨店に滞在できる時間を2時間と予定していたらしく

1時間半くらい付き合えることがわかりました。

 


すぐに合流する旨を伝えて

私が到着するまで、

下調べしたお店の目当てのワンピースを見ておいてもらいました。

 


到着する頃、ちょうど一番考えていたお店の

ワンピースを試着しているところでした。

思ったより黄味がかった黄緑でしたが、

まぁ、全く似合わなくはありません。

 


相談員からアドバイスされた

ノースリーブ、

ボディラインも綺麗に出ているもの、

胸元も適度に開いていて鎖骨が見えるもの、

条件は揃っています。

ちょうどバーゲンで半額です。

 


もう一つ、気になるワンピースがあるというのでみると、

たった今入荷したばかりという

まだビニールに入った水色のワンピースでした。

写真に撮るなら光沢のある布地の方がいいかも。

 


決められず、2着買いました。

半分は私が出すからと買ってあげました。

割と即決したので時間はたっぷりあります。

 


数着持参してカメラマンに選んでもらうこともできるようです。

 


あと、私が来るまでに他のお店、3軒を覗き

気になるワンピースを見つけたというので

一緒に見ました。

2軒はもう一つ,というか

値段が高すぎるように思いました。

その割にものすごく娘に似合うようにも思わず

試着もせずにいました。

 


もう1軒、少し値段も安く

娘いわくちょっと縫製が雑いかも、

というのですが、

なかなか見栄え良さげで

安かったこともあり、

実際にお見合いが始まれば何着も必要なので

買いました。

 


それでも30分ほど時間があまり、

昼食も摂らずに電車に飛び乗ったので

百貨店のカフェでサンドイッチを食べることに。

娘も時間までお茶で付き合ってくれました。

 


お母さんが来てくれて早く買えてよかった。

何より心強かった。

1人だったらもっと迷って買えなかったかも。

なんて、

サンドイッチはご馳走してくれました。

 


こんな一つ一つが娘との思い出になるのでしょう。

 


来年には娘はもうそばにはいないかもしれない。

そう思うと寂しくなります。

 


コロナでなければ

娘の休みに合わせて

母娘女子旅に行きたいです。

 


結婚はしてほしい。

娘に相応しい良き伴侶が見つかってほしい。

それは事実です。

それは娘と離れるということもわかっています。

嬉しいような、寂しいような。

 


でも娘に言われました。

まだ何にも決まってないし

入会金払っただけだからね。

全然成婚できなくて、

「あんた,いいかげんにしなさい。」って

お母さんブチ切れてるかもよ。

と。

 


そうなってもいいよ、とふとよぎり。

いやいや、ダメだと思い直しました。