雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

整骨院を探す①

ついに本気で整骨院に行く気になった。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/10/02/055749

 


整骨院には過去に一度通ったことはある。

 


以前、朝起きたら首が回らなくなった。

借金で、ではなく(笑)。

 


最初は寝違えだと思っていたが

若いころなら治っているはずの夕方になっても治らず

翌日になっても数日経っても

よくなるどころかますます痛くなってきた。

 


さすがに寝違えではなく

いわゆる五十肩だとようやく気づく。

 


いつも行くスーパーの店舗にあった整骨院を思い出し

人生初の整骨院の門を叩いたのが

7.8年前だった。

 


健康保険を使うタイプの整骨院だったので、

費用は一回370円だった。

人に聞くと破格に安かったらしい。

ベッドや枕も、タオルもぼろぼろで

なんとなく匂うし湿気た感じだった。

 


よく見ていると、毎日通ってくる人がかなりいた。

そしてそういう人に限ってお金を払う様子はなかった。

収入によって免除されているようだった。

 


会計をして帰る人も150円の人や

学生は200円らしかった。

370円は一番高い金額らしかったが、

安過ぎて驚いた。

 


最初こそ症状を聞いて院長先生が施術してくれたが

数回通ったあとは症状を聞かれることもなく

椅子に座っての施術、

機械による施術、

ベッドに寝込んでの施術を

それぞれ10分ずつ流れ作業のように。

 


院長は確かに施術は良かったが

後の施術者は痛いばっかりだったり

的外れな箇所を押しているような。

 


しかも院長以外の施術者は

1か月もいるかいないかで入れ替わった。

しょっちゅう、系列店からの応援という施術者だったり。

 


そんなんでなかなか良くならない五十肩。

痛いことに慣れてしまい

だんだんと足が遠のいた。

 


数年後、追突事故に遭い、

症状はたいしてなかったが

こんな時こそ整骨院だ!と出向いたら

「業績悪化により閉院しました」と。

 


だが数週間後には名前を変えて

同じ院長が開院。

 


ちょうど健康保険組合から封書が届き

「この治療で間違い無いか」というような書類だった。

よく保険組合から封書が届いたら

封を開けずに整骨院に持ってくるように言われていた。

 


うっかり封を開けてしまったが、

そこには

私は二階のベランダで布団を干そうとして

肩を強打したことになっていたり、

ビールケースを持ち上げようとして

腰が痛くなったことになっていた。

 


返信用の封筒があったので、

そのまま名前を変えて開院したばかりの整骨院

持参した。

 


なんだかちょっと嫌な気分になり、

整骨院に行くこともなくなった。

 


つづく。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。