雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

紅茶が減らない

相変わらず、

3歩進んで2歩下がるような

娘との関係。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/06/23/071525

 


とにかくティータイムが好きな娘だった。

時には「いい加減にしなさいよ」と言いたくなるほど

ちょっと何かしたら「紅茶淹れる?」

リビングでグダグダしながら

「紅茶もう一杯飲む?」と

誘ってくるような娘だった。

 


コロナ禍の断捨離で食器も整理して

コロナ禍のアウトレットで奮発して

クリスマス柄のロイヤルコペンハーゲン

桜柄のウエッジウッドを

2人で買い占め

お互い一番のお気に入りのカップ

何杯も紅茶を飲むのが好きだ。

 


夏になって暑いから、とかなんとか理由をつけて

紅茶を飲むか誘っても

断られることが多くなった。

 


ひとりのティータイムが

こんなにも味気ないなんて。

 


ついつい紅茶のお供に手が伸びたスイーツも

欲しいと思わなくなり

買わなくなるし

いただきものも気がつくと賞味期限との戦いに。

スイーツではあり得なかったが

捨てると勿体無い高価ないただきものスイーツを

無理やり口にしても美味しいわけもなく。

 


そうして努力もせずに2キロも痩せた。

 


それまで紅茶の消費量は半端なく

季節なフレーバー紅茶はもちろん、

つい大喧嘩の直前にも

夏の福袋で紅茶を買い占めたばかりだというのに。

 


そして思う。

娘の婚活がうまくいき

家を出て行ったら

ひとりのティータイムだなあ。

 


娘が一緒に居たいと思える人に出会え

巣立っていくことを望む一方で

寂しさを想像して落ち着かなくなる私。

子離れしなくちゃ。

 


大喧嘩はそれはそれでいみがあったのかも。

 


早く仲直りして

1回1回のティータイムを大切にしなくちゃ。

 


黙って紅茶を淹れておいたら

黙って飲んでいた。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。