雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

舅、十三回忌

我が家は地元にお墓があり、

地元(と言っても重要文化財になっている)のお寺に

お盆やお彼岸はお願いして

お坊さんに来ていただく。

 


納骨は弘法大師様の近くのお寺に。

 


そちらから七回忌や十三回忌や

五十回忌まで案内のハガキがくる。

 


先月、舅の十三回忌の案内ハガキがきて、

都合つくなら高野山まで、と。

 


さて、我が家はなぜか代々

男は墓や先祖に興味なし。

舅など、墓参りしたことも一度もなく、

姑が愚痴をこぼしながら

一人で墓守をしていた。

バスに乗って4つ先のバス停まで

鎌や鍬まで持って乗って墓掃除にいっていた。

 


舅もモラ夫も知らん顔。

 


私も子供も手が離れた頃から

流石に鎌やらは無理だが

ブラシと雑巾を片手に月イチくらいで

墓参りついでに簡単に掃除をしたり。

 


姑が亡くなってからは

モラ夫に頼んだら

あっさり、草や竹などの大規模掃除は

やってくれるので助かる。

 


だが、法事までは考えず。

私が忘れてしまえばそれきり。

 


実際、去年姑の七回忌を忘れてしまい

1か月遅れで済ませた。

 


親戚といっても、もう代替わりしており、

一周忌以降は遠慮すると言われ

三回忌以降はもう息子にも伝えてもおらず、

私一人でお坊さんに来てもらうだけ。

 


そうはいっても、

お坊さんがいらっしゃるし、

盆や彼岸とはちょっとちがう。

 


前日に小雨の中、墓参りを済ませ、

仏壇の花を変える。

(普段は私が手作りした仏壇用プリザーブドフラワー

玄関には法事用に菊2種とかすみそうでアレンジ。

 


仏間の隣を片付け

お坊さんの着替えに。

 


お坊さんがいらしたときには新茶の冷茶、

終わりには燻番茶と茶菓子。

帰りには手土産。

 


お布施も法事レベル、

それに御膳料。

 


人を呼ばずとも

準備はあるのだ。

出費もある。

 


たまたま娘が午後からの仕事だったので在宅。

付き合ってくれた。

 


ああ、やっぱり私の代でも

墓守、仏壇守は女だけでやってるわ。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。