雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

アドベントカレンダー

クリスチャンではないけれど。

 


ずっと公立の小中高だった雛子。

短大はミッション系の女子大だった。

パンフレットを色々取り寄せ

絶対に行きたいと思った短大だった。

 


入学してみて、

私学と公立の違い、

宗教行事など

全てが物珍しく

そして肌に合った。

 


たった2年。

しかも2年の半分は就活だ。

今思えばもっと長く通いたかった。

 


娘が生まれ、

中学受験する時に

意識してから無意識か、

母校に併設された中学を勧めた。

そして娘は入学。

今度は保護者として母校に足を運ぶことになった。

 


ミッション系らしく、

文化祭などの出店は

キリスト教関連商品も売られていて

毎年秋の文化祭で

クリスマスのアドベントカレンダーを買って帰る習わしになった。

 


娘の卒業後は母校に足を運ぶこともなくなった。

 


カルディなどでチョコや飴が入った

アドベントカレンダーを見つけて買ったりした。

案外、中の飴やチョコは美味しくなくて。

 


去年はコロナに紛れて買いそびれた。

 


アドベントカレンダーなんてものを飾るのも

もうイベント断捨離か、と。

クリスマスを待ち望む歳でもないし、

そんな賑やかに過ごす子どもや家族もいない。

 


そんな時、娘がリンツチョコレートの

アドベントカレンダーを買って来た。

カルディなどで安く買ったら

中に入っているチョコが不味いから嫌だけど

リンツチョコならまちがいないから、と。

たしかにそうだ。

 


一緒にアドベントカレンダーを開けよう、と言ってくれた。

奇数日は娘が開けて

偶数日は私が開けて

チョコを食べよう、と。

 


そして、アフタヌーンティ にも

紅茶のアドベントカレンダーが売っていた、

2種類あって迷ったから買えなかった、

というので

地元のショッピングモールでアフタヌーンティ に立ち寄りみてみた。

たしかに2種類あったけど、

迷いもせず一つ買って帰った。

 


毎朝の一杯目の紅茶を

アドベントカレンダーから出して飲むようにしている。

 


なかなか婚活が進まないような娘だが、

きっと一年以内にはまとまるだろう。

これから娘がいなくなっても

アドベントカレンダーは調達して

娘とこうして1日交代でチョコを食べたこと

朝の一杯目の紅茶を飲んだことを

懐かしみながら

紅茶やチョコを頂き、クリスマスを待ちわびたい。

 


まず、今年は娘とクリスマスまで

アドベントカレンダーを開けることを

じっくり楽しみたい。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。