雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

京都から神戸へ

息子は大学進学と同時に家を出て

京都に下宿した。

大学近くの北白川だ。

高3の秋に、早々4年間の契約をしたのだ。

 


京都は大学が多く、

合格発表をみてからなんてぐずぐずしていたら

物凄く高い豪華な部屋か、

安いけどぼろぼろのところしか残ってなくて

一年くらいは無理して大阪から2時間半の通学をした、

なんて話を聞く。

早々契約して、万一不合格でキャンセルしても

次に契約する人はいくらでもいるから

キャンセル料もかからなかった。

 


下宿先まで決まっていたら

その勢いで合格できそうだし。

 


その計画通り、息子は合格して家を出た。

 


北白川は大学には近いが

交通アクセスがイマイチで

就活のことも考えて

大学院の2年間は自分で探し、

神宮丸太町に下宿した。

「いいところだ」と

嬉しそうに話していたので

何度かその辺りを遊びに行ったが

静かで京都らしい良いところだった。

 


息子の大学入試、大学院入試に

北野天満宮にお参りにいった。

 


実は中学受験では別の神社にお参りしたが

残念ながら不合格で

第一希望中学には入学できなかった。

 


なので大学・大学院はちょっと遠いけど

受ける大学と同じ京都だからと

北野天満宮にした。

無事合格したのでお礼参りにもいった。

 


そのまま息子が京都に住むので、

毎年一度は息子の無事と見守りを神様にお願いに行った。

北野天満宮は学問の神様なのに、

専門外のお願いで迷惑だっただろう。

 


息子が就職で山口に転居したとき、

長い間のお礼参りをした。

 


が、学生時代からの彼女がまだ京都で働いていたので

その彼女の無事と平安をお願いに

やはり年に一度北野天満宮にお参りに行っていた。

 


去年、行きそびれた。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/03/06/195126

 


今思えば、その頃、

息子の彼女も京都を離れるところだったようだ。

 


既に山口から神戸に転居した息子と

将来を見据えて

彼女も神戸に移って来てくれた。

 


もう京都にお願いに行っても誰もいないよ、

来なくていいよ、と

神様が言っていたのかもしれない。

 


長いことありがとう、と

年内は無理でも、

また年明けて梅苑の頃に最後のお礼参りに行こうと思う。

 


そして息子と、結婚する彼女のために、

次は神戸だ。

神戸八社参りを毎年しようと思う。

 


1日で八社はかなりハードらしいから、

2、3回に分けて

あるいは、春夏秋冬に二社ずつ、

ゆっくり回って息子と息子の家族の平安を願おうと思う。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。