雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

コロナ鬱から日常生活鬱へ

コロナが発生した去年2月以降、

世の中が、生活がそれまでと一変した。

そしてコロナ鬱という人も出てきた。

 


そして今年の秋以降、

長かった緊急事態宣言が明け、

感染者も激減した。

そうしてコロナ以前の生活が戻りつつある。

すると今度は日常生活鬱という人が出てきたらしい。

 


やっとコロナの生活に慣れたのに

またコロナ以前に戻れといわれても

ついていけないよ、という気持ちはすごくわかる。

 


コロナでステイホームを義務付けられたときは

ものすごく窮屈だった。

仕事がなくなった娘を心配したり、

モラ夫が家で食事するようになったり、

趣味の合唱も休みになったし

ジムも閉鎖された。

月に3本くらいみていた映画も観なくなったし

ランチに行ったりもしなくなった。

 


だけどそれに慣れてくると

それなりの生活が確立されてきて

結構楽しく生きていける。

 


近所のウォーキングも楽しめるし、

新しくパン教室やケーキ教室、

パッチワーク教室を始めて

家でパッチワークの宿題に忙しくなってきた。

 


1番大きいのは、

ランチに誘ったり誘われたり、

村のお祭りや自治会の集まりも無くなった。

結構煩わしかったのだ。

 


お葬式も家族葬が増えた。

息子のように結婚式をしないのも

親戚が集まらないのも、

合唱団や何かの集まりで

忘年会や新年会やお花見をしなくとも

コロナを理由にできた。

 


だが、そろそろ忘年会やら何やら

コロナ以前の生活に戻りつつある。

 


それまで当たり前にやっていたことも

コロナでなくとも不自由しなかったし

かえって色々スリム化されてよかった。

もう戻りたくないという気持ちもある。

 


だから、コロナ鬱から日常生活鬱になるのもよくわかる。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。