雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

捨てられないアクセサリー

コロナ以降、断捨離とまでは言えないが

あちこち片付けをしている。

友人に断捨離にハマった人がいて、

「捨て活」とか言って

毎日なにかしら一つ物を捨てるらしい。

 

手っ取り早いのが

洋服、下着、ハンカチ、

バッグ、ポーチ、

スカーフ、アクセサリー、

この辺りだろうか。

 

去年の自粛期間中から何度か

断捨離・片付け・捨て活の波がやってきて、

あちこち随分整理できたが、

今朝また思いついて

片付けをした。

 

まずは冬用のマフラーや手袋を片付け、

春用のスカーフを取り出しやすい位置に入れ替え。

 

そして宝石やアクセサリーにも手をつけた。

プチプラのピンブローチやブローチ、ペンダントなどは

去年、随分捨てた。

また使わなくなったものも随分メルカリに出した。

 

なのであまり捨てるものはない。

 

海外で買ったもの、

豪華客船内で買ったもの、

娘や、人からもらったもの、

初めてのボーナスで買ったもの、

そういうものは捨てられない。

 

今日は捨てること目的ではなく、

取り出しやすく、分類しやすくするために、

配置をやり直した。

 

今までもつけたことないし、

これからもつけないだろうな、と思いつつ、

捨てられないものは、

 

象牙のネックレスとイヤリング。

ネックレスは結婚祝いに叔母から貰った。

イヤリングは寿退社した銀行で先輩から貰った。

象牙はもう今は手に入らないし、残しておこう。

 

珊瑚のネックレス。

母が数年前に海外旅行で買ってきてくれた。

3月生まれの雛子の誕生石でもある。

地味くさいしつけるかどうかわからないが、

残しておこう。

 

同じく母から、

本当は娘に貰った黒真珠のネックレスと

私に貰った黒真珠のブローチ。

地味だけどやっぱり残しておこう。

 

トルコ石のネックレス。

もう25年以上前、

まだ娘が小さかった頃。

近所のショッピングモール内の宝石店が閉店セールの時に

娘の誕生石のトルコ石のネックレスを買った。

こんな地味なもの。

これはメルカリ対象になっている。

が、誕生石のものはお守りになるから

付けなくとも持っていてもいいのかも。

いつか渡したいが、迷惑かなあ。

 

トルコ石は、娘が生まれた時に、

当時流行った、ベビーリングを買った。

娘が中学生のとき、ピアノのコンクールや発表会で

お守り代わりにつけるのに

K18のチェーンをつけてあげた。

 

コインのネックレス。

モーツァルト生誕記念金貨、

昭和天皇御在位60周年記念金貨、

カナダのメープル金貨、

それぞれにペンダントトップ加工され

太めのチェーンがついている。

冬にセーターを着た時にでも、と思うが、

とにかく重いし、金貨のペンダントなんて

時代遅れそのものだ。

かと言って売るに売れず。

お金に困ったら売ろう。

とりあえず今はこのまま。

 

最後は水晶のネックレス。

まだ結婚前、夏によく付けていた。

今思うと、なんでこんなババくさい物を付けていたのか。

時代?だったのかなぁ。

とにかく重いし、つけない。

でも水晶自体は綺麗だし、

ネックレスとして付けなくても

宝石箱にいれておくと魔除けになるかもしれない。

 

番外編として。

 

婚約指輪のダイヤ。 

立爪ダイヤで、結婚前後に何度かはつけた。

結婚10周年に当時はスイートテンダイヤモンドが流行ったが

それは買わず、

婚約指輪の立爪ダイヤを

ティファニータイプとやらにリメイクした。

小さめダイヤを立爪ダイヤの左右にあしらった。

そうしてからも、ここぞという時に何度か付けたが

今となってはサイズも合わず。

かと言って手放しも出来ず。

 

モラ夫の産みの母からいただいた、

アクアマリンの指輪。

産みの母も3月生まれで

結婚した時に貰った。

百貨店の名前入りケースに入って

保証者付きだ。

これは息子の彼女がどうやら3月生まれらしく。

なかなか結婚すると言ってこないので

ちょっと密かにヤキモキしているのだが、

無事結婚してくれたら彼女に譲ろうと思っている。

 

母子模様のカメオのブローチ。

不妊治療約一年の末に息子が生まれた時に

たまたま近所の宝石店のバーゲンで見つけて記念に買った。

息子の学校行事の時によく付けた。

今ではすっかり嫌われてしまって近寄らない息子だが、

いつか息子に子供ができたら、

お嫁さんに譲ろうと思っている。

 

出番がないからと言って

即捨てたり売ったり処分できないのが

こういう類のものだ。

 

まだまだ断捨離の道は程遠い。