雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

体温計

ドラッグストアの前を通り掛かり

思い立って体温計を買いました。

 


私がコロナに罹患した日、

モラ夫と娘がまず買い出しに行きました。

 


それぞれ一個ずつ体温計を買ったようで、

私はと言うと30年以上前に買った

婦人体温計しかありません。

今ではもうすっかり基礎体温など関係ないのですが

風邪など熱を出すたび

「ちゃんと普通の体温計を買わなきゃ」と思いつつ

コロナ禍では体温計も品切れになっていたりして

機会を逃していました。

まだまだちゃんと動いてくれる婦人体温計で済ませていました。

 


自宅待機期間が終わっても

まだ何となく微熱が続く私と娘は

なんだかんだ熱を測っていました。

 


あの娘が使っている体温計、いいなぁ。

 


そう思っていました。

 


確か、二人はこのドラッグストアに行ったはず。

体温計売り場を覗くと沢山の種類。

これだ!と同じものを見つけて買いました。

 


ふと隣に除去アルコール売り場も。

たくさんの種類が陳列。

ああ、この中からあれを買ってきてくれたんだな。

 


レジ付近にはペットボトル。

水やスポーツドリンクもここで調達したのか。

 


二人していきなりの一大事。

普段家事や買い物などしない二人が

協力して買い物してくれたんだな、と思うと

ありがたいやら微笑ましいやら。

普段モラ夫に対しても文句は山ほどあるが、

やはり病気になったときに助けて貰えたのは

家族だからこそ。

ありがたく思う。

 


長年使い、今でも使えなくは無いが

婦人体温計はさよならした。

 


新しい体温計は使いやすい。

きっとこれも何年も使うんだろう。

30年使えるかどうかはわからないが、

もしそうなったら私の最後の体温計になるかも。

 


何か熱が出たような時、

「ああコロナの時に買ったヤツ」と

思い出すのかな。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。