雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

モラ夫の正体②

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/04/06/164051

 


さて、前日、顔合わせとその後の予定をモラ夫に話した。

京都伊勢丹で買った手土産は、

モラ夫の兄夫婦にはモラ夫から職場で手渡してもらうことに。

妹宅には宅配で送るつもりだ。

 


実家の分は帰りに実家に持って行く旨を伝えた。

実家に車を置いて駅まで歩き

電車に乗るのだ。

帰りに実家に車を取りに行くのだから

そのまま実家にお土産を持って

顔合わせを済ませた報告をすれば良いのだ。

 


そういうとモラ夫は難色をしめした。

私の実家に行きたくないのだ。

かと言って私が実家に行く間の数分、

車で待つのも嫌なようだ。

実家に行って話し込んだりして長くなったら嫌だし

実家の両親が車まで見送ってきたら

車の中で降りもしないでいるわけにもいかなくなる。

 


車一台で行ってバラバラに帰るとなると

駅からは1時間に1本しかないバスか、

タクシーか、

はたまた徒歩で40分歩くかだ。

 


じゃあ、駅までバラバラで行きましょう、と言った。

 


「駅で合流できなかったら、京都までどうやって行くの?」と

変なことを聞いてきた。

 


最寄り駅の私鉄から

A駅で降りるなら地下鉄a線でz駅乗り換えで・・・

地下鉄がy線ならx駅の乗り換えになって・・・

B駅で降りるならJRでb駅で乗り換えて・・・

C駅で降りるなら地下鉄j線になるから・・・

とにかく何通りも行き方はあるから

スマホの乗り換え案内で行けば良いのよ。

 


そう答えた。

 


曖昧に頷くモラ夫。

 


当日朝、

どうする?別々に行く?と聞くと

 


いや、帰りは最寄り駅からは勝手に帰るが

行きは一緒に行く、という。

 


迷子になったら困るから、と。

 


このときは、私は冗談だと思っていた。

 


変なところ細かいモラ夫だ。

それぞれ別々に行ったら京都までの交通費を自腹になる。

私に切符を買わせてお金も体力も楽したいのだろう。

そう思った。

 


つづく。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。