つづき。
https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/01/25/065711
またまた面倒くさいことになりそうだ。
実家がうちにわざわざモラ夫の在宅の日に
お祝いを持ってくる。
つまり、私が結婚した頃のようにしたいわけだ。
暇な老人がやたら法事や人寄りをしたがり、
多忙な現役世代を振り回す
老害そのものだ。
実家の希望は手に取るようにわかる。
その通りにしなければ
またまた機嫌が悪くなり
またまた攻撃に合うとめんどくさい。
お祝いを自宅に持ってくる・・・。
たいそうな帛紗に盆に載せて来るだろう。
そうしたら、
鶴亀の御干菓子と昆布茶を出し、
もらったお祝いの1割をその場で
お多目として返さなくてはいけない。
お多目とは、関西の一部の地域の風習だ。
今は殆どないだろう。
http://www.mizuhikiya.com/howto/yui-otame.html
鶴亀の御干菓子を探さなくてはいけない。
お饅頭屋さん自体少なくなっているし
百貨店の和菓子店舗に出向けばあるだろうか。
電車に乗って大阪市内の百貨店まで行くのは面倒だし、
車で行ける近場の百貨店にあるだろうか。
電話して聞いてみて探そう。
お多目の熨斗袋は
百貨店に行けばあるだろう。
昔は近くに結納品のお店があったはずだが
もう随分前に閉店している。
1月の日曜日の大安なら中旬だが
せっかちな父のこと、早く来るかもしれない。
それでも松の内には来ないだろうか。
年明け早々、初売りに
大阪市内の百貨店へ出向いたのに
そのことをすっかり忘れていた。
仕方なく車で行ける百貨店へ出向いた。
入っている和菓子店舗は少なく
やはりどこも鶴亀の御干菓子は置いてなかった。
干支の御干菓子ならあるが。
次はお多目の熨斗袋だ。
百貨店で聞いてみたが
若い店員さんは
「お多目」というのがわからない。
噛み合わない会話をして
年配の店員さんに代わってもらったが
やはり置いていないという。
百貨店も何年か前まで和服売り場や結納品売り場があり
その時まではあったようだが。
大阪店や京都店に問い合わせようか、
と言われたが
あらかじ密林で一種類だけ売っていたので
ポチることにした。
鶴亀の御干菓子もやはり一種類だけ
12組セットが最小で無駄になるが
ポチるしかない。
そう思ったが
駅前に昔ながらの饅頭屋さんがあることを思い出した。
ダメもとで行くと、
お正月用の御干菓子に
鶴・羽子板・松や
亀・駒・梅や
寅・富士山・竹
などというように組み合わせて一人分ずつ売っていた。
ダメもとで、
鶴と亀だけ売ってもらえないか聞いてみたら
あっさりOK。
鶴と亀を父と母の分、予備に
3セット購入した。
「お祝い事ですか?」と店員さん。
息子が結婚するお祝いを両親が持ってくるので、
というと、
粗品ですが、と
梅昆布茶をサービスしてくれた。
ラッキーだ。
これでいつ来ると言われても大丈夫だ。
つづく。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。