雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

息子が結婚します⑨

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/01/27/064701

 


コロナのオミクロン株が感染増加し、

妹からは現金書留でお祝いを送ってもらった。

 


実家からはまだまだ感染者が増えていくなか

一番早い大安の日、

私が実家に貰いに行くことになった。

 


やっとの思いで手に入れた

お多目の熨斗袋と

お多目用の家にある新札、

鶴亀の御干菓子と梅昆布茶を

一人分ずつ綺麗にラッピング。

それを帛紗とお盆で準備して出かけた。

 


実家の玄関先でのやりとりになったが、

案の定、実家はたいそうな足つき盆に

家紋入りの帛紗に包み、

その上にさらに帛紗をかけてお祝いを出してきた。

 


その場でお祝いの1割を

お多目の熨斗袋に入れ、

鶴亀の御干菓子と梅昆布茶を渡した。

 


お祝いの1割を準備してきた新札をかき集めながら

入れている最中にも

父からあれこれ嫌味を聞かされる。

母からも、近所からのお祝いは?など

見当違いの質問攻めに合う。

 


近所から?

隣組も3軒になって解散したよ。

 


その件でも

お前はおかしい、

近所付き合いもない村など無いはずだ、

などとぐちぐち言われ。

 


相手はボケ老人だと頭ではわかっているが、

ついイライラしてしまい、

お多目の熨斗袋を探すのに苦労したこと、

鶴亀の御干菓子を探すのに大変だったこと、

実家がきっとそうしてほしいだろうからと

忖度して大変な思いをしてきたと

口を滑らせてしまった。

 


なぜこんなイライラしたのかというと、

実はお多目の熨斗袋や鶴亀の御干菓子を探すのが大変だったことにプラスした事件があったのだ。

それはまた別記事にて。

 


つづく。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。