雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

その一言があるだけで

先日、健康保険協会の健康診断だった。

年に一度だけ無料で受けられる。

オプションで癌マーカーや

眼底検査、心電図も受けることにしている。

毎年このくらいの時期に。

 


だいたい30分か40分で終わる。

11時からの予約で昨夜の夕食からは絶食。

 


最近は、朝ごはん抜きダイエットをしているので

そんなに辛くはないが、

健診後、久しぶりにお一人様ランチをすることに。

普段あまり行かないカレー専門店へ。

 


店員さんはインド(多分)人の男性2人。

 


入ると半分以上の席は空いているが

使った食器が片付いていない。

人手が足りていない様子だ。

 


やばい、失敗かも、と思ったが

もう既に遅し、今更出られず。

 


案の定、2時間無料になる駐車券目当てのお一人様ランチだったのに、

健康診断が40分くらいかかったから

これ以上待たされたら、と気にしつつ。

 


以前、似たようなお店で

やはりインドかネパールかそっち系の男性2人か3人で、

なかなか料理が出て来ず、

最初は

「今スパイス調合してるんだね」

「今インドからスパイス届いたんだよ」

「いや、まだガンジス川で船で運んでるよ」

なんて皆で冗談言い合っていた。

 


いよいよ次の予定の時間が迫り、

食後のデザートをキャンセルし、

セットの飲み物も断ったことがあった。

なかなか流れている時間が違うのか。

そんなことを思い出して尚更後悔。

 


食べだしたら結構量も多く、

お腹いっぱい。

こんなことならサンドイッチでも買って

駐車場で食べてから次の予定に向かえばよかったなぁ。

せっかく腹八分目ダイエットの習慣もついてきたのに、

夕食食べられるかなぁ。

でももうどうしようもない。

 


最初のサラダが出てきてからは割と順調に料理が出てきて助かったが、

駐車券ギリギリ2時間以内だった。

 


会計をした時、

店員さんが

「今日、こんなに混雑すると思わなくて

忙しくて、ごめんね。

たくさん待たせてごめんね。」と

カタコト日本語で

手を合わせておじぎされた。

 


まさか時間の流れが違うお国の人、

待たせることなんて気にしないんだろうと思っていたので余計。

ああ、こんな一言で

人間嬉しいものなんだな。

 


また来るね、と思っている自分がいた。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。