雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

姑に似てきたモラ夫

モラ夫の味覚や価値の物差しについて書いた

 

https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/03/01/070637

 

続きです。

 

モラ夫の母、つまり亡き姑も変わったことをよく言っていました。

姑は、特売で物を買わない人でした。

バーゲン専用に作られた洋服や

アウトレット専用品などは今でもあるし、

特売用に少々小さかったり、粗悪に作られたものも

皆無だとは言いません。

 

姑は、特売、特価品というと

全てそんな物だと信じて疑わない人でした。

 

しかし、特売と言っても

仕入れを沢山して在庫を減らす為とか、

魚や野菜なら水揚げ量や収穫量によって

過剰になったための安売りもあります。

 

また、醤油やら食用油などは

スーパーが客集めの目玉品として特売にしているのです。

が、姑は、

 

特売の醤油は薄めてある

 

とか

 

特売のサラダ油は水で薄めてある

 

とか

 

特売のカレールーはスパイスを減らしてある

 

とか言って

わざわざ特売の日には買わずに特売じゃない日に買っていました。

 

醤油もサラダ油もカレールーも

最先端のオート工場で作られています。

特売用にわざわざ薄い醤油や

サラダ油を薄めたり

スパイスを減らして作る方が

工場に別のレーンを作らねばならず

そんな馬鹿なことはありえません。

 

でも最近、モラ夫は姑にそういうところがそっくりだと感じるようになりました。

似てくるものです。