雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

残念ないただきもの①

モラ夫は仕事も自分の兄と一緒なので

しょっちゅう兄の家には入り浸っているようだ。

 


そして時々いただきものをして帰る。

だいたい食パンが多い。

美味しいといわれている地元のパン屋さんのもの。

 


以前、2斤分まるまるいただいてかえってきたが、

たまたまそうとは知らずパンを買い込んだ日で

冷凍したり、夕食もパンにしたり。

 


それ以降、昼間に何かいただいたら

LINEをくれるようになった。

 


「パンといなり寿司をもらいました」と

LINEが来たが、

パンはいつものパンだろう。

最近は2斤分のうち、半分を分けてくれる。

 


なぜか5枚にスライスしてあるが、

どう見ても素人がパンナイフで切り分けたようだ。

厚いものや薄いもの

途中歪んだのか上は厚いのに

そこはギリギリ繋がっている程度。

 


スライスしなくてもいいのに、と呟いたが

モラ夫はパン屋がスライスしたと言って譲らない。

素人仕事だと言って現物を見せても

パン屋のバイトが切ったんだろうという。

 


何故?

 


身内贔屓なのか

私を絶対に信用しないのか。

 


食パンの袋だって

一本(2斤分)入っていたものを

半分にして

半分の1斤分を入れてくれてある。

 


なんだか気持ち悪いと感じてしまうのは

わがままだろうか。

 


たまたま16時間ダイエットで朝食を食べないので

そのいただいたパンは

全てモラ夫に食べてもらう。

 


いつもだいたいもらった当日か、

長くて翌日の消費期限だが、

トーストするし、カビが生えてないなら

まぁいいか、と。

 


何故か5枚にスライスされているので、

2枚か3枚はラップに包んで冷凍。

いくらなんでも消費期限は

過ぎて2日くらいが限度だし。

 


そのパン屋さんは割と好きだったし

たまに買っていたけれど

なんだか一気に嫌になってしまって。

 


昨日は消費期限が昨日中という食パンだった。

またまた何故かヘタ付きの5枚にスライス。

今回はあまり斜めになってはいなかった。

 


明日と明後日の朝食にモラ夫に出すとして

2枚を残し、後の3枚は冷凍。

 


もらうと思わなかったので、

前日に4枚切り食パンを買ったばかり。

残りの3枚も冷凍。

 


まぁ、しばらく食パンを買わなくて良いので

ラッキーなのかな。

 


そのいただいたパンを

自分が食べないといけないと思うと

嫌なんだけど

身内贔屓なモラ夫なら喜んで食べるんだし

残念ないただきものなんていったら

バチがあたるな。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。

1日があっという間に

最近、あっという間に1日が過ぎてしまいます。

歳とると皆、そんなふうに言ってましたが

まさに実感している今日この頃。

 


例えば。昨日。

 


朝、家事を済ませ、

娘を合唱団の伴奏に送っていき

その足でパン教室へ。

 


楽しくパン教室を終え、

何はともあれ帰宅。

 


作ったパンを車内に置いて

あちこち用事を済ませるのは

もう無理な季節になってきました。

 


本当はパン教室のあるショッピングモールで

ちょっと夏用の靴下とか

無くしてしまった日除けアームカバーなど

見たかったし

紅茶の福袋を申し込んであったのを

引き取りに行かなくちゃいけなかったのに

それもすっかり忘れ。

 


帰宅後、冷食のあんかけかた焼きそばと

野菜ジュースとヨーグルトで昼食。

食後ゆっくりしてしまうと

ウトウトしてしまうので

眠気覚ましのコーヒーだけ飲んですぐに家を出る。

 


駅前へ。

 


まずは、

郵便局。

娘のコンサートのチケットを

買ってくれた元いた合唱団仲間へ発送。

昨日、チケットとチラシ、

ちょっとしたハーブティーティーパックを

一人ずつ封筒に入れ、

一言メモを書いて

まとめてくれるという友人へまとめて発送。

ついでに、パッチワーク教室の会費を振り込み。

 


次は同じ駅前の銀行へ。

こっちの口座からあっちの口座へ。

交際費から生活費へ、みたいな。

ネットを使えば良いのだけど、

設定とか面倒でアナログなまま

月に数回は銀行まわり。

 


駅前駐車場を無料にするために

駅前ビルのドラッグストアで洗剤を買う。

 


駅前スーパーの5円コピーで

合唱団の新曲を団員の分をコピー。 

 


ついでにヘタってきた下着を入れ替えようと思いつき

しまむらで購入。

田舎の駅前ビルの中なんて

あまりワクワクする店はないが

久しぶりなのでちょっとウロウロ。

 


駅前の食品スーパーは商品もイマイチなので

とりあえず駅前から出る。

 


よく行く大型スーパーへ。

まずは100均。

パッチワーク教室で各自用意と言われた

飾りボタンと綺麗な色のヘアゴムを調達。

楽譜の製本に使うマスキングテープも。

ついでにあれこれみてまわり、

ついつい可愛いからと数点カゴへ。

1700円ちょっと支払ってしまうという

すっかり無駄遣い。

 


冷蔵庫がほぼ空っぽだったので、

3日分くらいを考えて食料品を買い込む。

大好きなアイスや

ひとりの昼食用に冷食のお好み焼きなどを

お弁当用の冷食も少し。

食料品、値上がりしましたねー。

どれもこれも値上がってます。

 


そうして帰宅して冷蔵庫にしまい、

買ってきた下着を値段をチマチマ取り、

古い物と入れ替えたり、

そんなことをしていたら、もう5時を回っていました。

 


どうしても一息つきたくて

買ってきたアイスもちょうど少し柔らかくなっていて

アイスとヨーグルトで即席パフェをつくりました。

暑さにかまけてアイスコーヒーも飲んで

夜にお腹が痛くなるという。

 


30分ほどぐたぐたして、

洗濯物を取り入れ片付け、

もう6時半。

 


娘から「7時半に駅に着く」とLINE。

そうだ、今日は割と早い日だった。

 


急いで夕食を作り、

お風呂も入れて

車に飛び乗ってお迎えに。

 


夕食を食べ終わる頃、

モラ夫も帰宅。

モラ夫の夕食を準備したり、

娘と順番に入浴したり。

テレビを見ながら雑談。

 


モラ夫は食事が済むと

応接間を自室にしてしまっていて

すぐに引きこもる。

亡くなった舅もそうだったし、

 


あー、今日も本も読めなかったし、

パッチワークの宿題もできなかった。

 


なんだか1日があっという間に過ぎてしまう。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。

舅、十三回忌

我が家は地元にお墓があり、

地元(と言っても重要文化財になっている)のお寺に

お盆やお彼岸はお願いして

お坊さんに来ていただく。

 


納骨は弘法大師様の近くのお寺に。

 


そちらから七回忌や十三回忌や

五十回忌まで案内のハガキがくる。

 


先月、舅の十三回忌の案内ハガキがきて、

都合つくなら高野山まで、と。

 


さて、我が家はなぜか代々

男は墓や先祖に興味なし。

舅など、墓参りしたことも一度もなく、

姑が愚痴をこぼしながら

一人で墓守をしていた。

バスに乗って4つ先のバス停まで

鎌や鍬まで持って乗って墓掃除にいっていた。

 


舅もモラ夫も知らん顔。

 


私も子供も手が離れた頃から

流石に鎌やらは無理だが

ブラシと雑巾を片手に月イチくらいで

墓参りついでに簡単に掃除をしたり。

 


姑が亡くなってからは

モラ夫に頼んだら

あっさり、草や竹などの大規模掃除は

やってくれるので助かる。

 


だが、法事までは考えず。

私が忘れてしまえばそれきり。

 


実際、去年姑の七回忌を忘れてしまい

1か月遅れで済ませた。

 


親戚といっても、もう代替わりしており、

一周忌以降は遠慮すると言われ

三回忌以降はもう息子にも伝えてもおらず、

私一人でお坊さんに来てもらうだけ。

 


そうはいっても、

お坊さんがいらっしゃるし、

盆や彼岸とはちょっとちがう。

 


前日に小雨の中、墓参りを済ませ、

仏壇の花を変える。

(普段は私が手作りした仏壇用プリザーブドフラワー

玄関には法事用に菊2種とかすみそうでアレンジ。

 


仏間の隣を片付け

お坊さんの着替えに。

 


お坊さんがいらしたときには新茶の冷茶、

終わりには燻番茶と茶菓子。

帰りには手土産。

 


お布施も法事レベル、

それに御膳料。

 


人を呼ばずとも

準備はあるのだ。

出費もある。

 


たまたま娘が午後からの仕事だったので在宅。

付き合ってくれた。

 


ああ、やっぱり私の代でも

墓守、仏壇守は女だけでやってるわ。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。

50円玉に好かれる

キャッシュレスがどんどん進む世の中。

スーパーでも百貨店でも

美容院でもリンパマッサージサロンでも

ガソリンスタンドや

電車やバスも

最近はコインパーキングですらカードです。

カードすらもう古い。

スマホをかざしておしまい。

 


滅多に小銭を使うことはないけれど

ぼちぼちやっている御朱印ツアーで

神社や寺のお賽銭、

御朱印のお代で

5円玉、100円玉や500円玉はよく使うので

御朱印ツアーのバッグにそれらは用意してある。

 


財布の中で

10円玉と1円玉は直ぐに見分けやすいが

50円玉は100円玉と間違えやすく

あまり使う事もないので、

財布に入っていたら積極的に使ってしまう。

 


650円と言われたら1050円を出す、など。

130円ならよほど10円玉が沢山になっていない限り

150円でお釣りをもらうなど。

 


先日、「野菜即売マルシェ」

とかいう野菜の即売があり、

小さかったけど、収穫したばかりだというので

いくつか買った。

 


350円だったので、財布の中の50円玉を

早く手放したくて1050円を出した。

素人の農家のおばちゃんで

500円玉がないとかなんとか言っていたが

出されたお釣りを確かめもせず

財布に入れた私も私。

 


後ろからおばちゃんが走って追いかけてきて、

「1050円出してくれたのに50円見えてなくて

650円しか渡してなかったの。

ごめんなさいね、これ不足の50円。」

ご丁寧にありがとうございます、だけど。

 


50円玉を早く手放したかったのに、

50円玉が2枚に増えちゃったよ。

 


それがどーした?って言う

つまんない話でした。

 


そしてどうしてそうなったか、

今お財布の中にはなぜか

50円玉が5枚もある。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。

好きな物と暮らす

ウエッジウッドのティーカップ

不注意で欠けせてしまい

悩みに悩んだ挙句

金継ぎをしてみる事にした。

 


転んでもタダでは起きないというのか

結局あれこれと話が進んでいき

金継ぎ教室

それもホテルでの出張教室でランチ付き。

なんだか楽しみが増えてしまった。

 


友人ヒロコさんにたまたまその話をして

金継ぎ教室に申し込んでしまった経緯を話したが、

誘ったと思われたのか

「ごめんね、割れたり欠けたりした食器持参なんでしょう?

思い当たる食器無いのよ。

無理に何か割るわけにもいかなくて。」と

申し訳無さそうに言われた。

 


聞いてみるとその友人ヒロコさんは、

よく華道やら洋裁やらの集まりに出向いているが

講座の後にランチ、ということも多いらしい。

ヒロコさんと一緒に参加したお友達が

「急ぐから」と講座の後ランチをキャンセルしたと。

 


ヒロコさん、一人でランチなんて嫌だ。

他はみんなお連れがいるのに、

隣に座った人が気を使って話しかけてくれたらいいが

皆、お連れ同士喋りながらランチしていたら

一人で食べるのなんて辛すぎる。

だからヒロコさん、

ランチ代も返ってくるわけでも無いのに

そのまま帰ってきた、というのだ。

 


へーへーへー、そうなんだ。

そのランチがどんな雰囲気なのかわからないが、

私なら一人でも平気かも、と思った。

 


おひとりさまでちょっと気後れしたり

急に寂しく孤独に感じたりすることは

もちろんあるけれど。

 


私が申し込んだ金継ぎ教室。

午前中は金継ぎの歴史や

金継ぎについての講座があり、

少し練習。

ホテルランチの休憩を挟んで

午後は金継ぎの続き。

仕上がった人から随時解散らしい。

 


多分私は欠けた部分を埋めて

金を塗るだけなので

もしかしたら午前中だけで終わってしまうかもしれない。

私は、手は速いし。

 


まぁそれならそれで、

ランチを楽しんだ後は

ゆっくりウインドショッピングでもしたり、

お腹に余裕があるなら

美味しいコーヒーでも飲んで帰ろう。

時間が合うなら映画を観て帰るのもアリ。

美術館は何かやってるのかな?

なんて、結構おひとりさまを楽しむ気も満々。

 


まぁ人それぞれだね。

 


話は随分それたけれど、

言いたかったのは

パリンと割れたりしたら諦められるけど

そんな高価でも手に入らない物でも

記念のものでも無いのに

勿体無い、捨てられないと感じたということは、

そして同じものをまた買ったということは。

 


これはつまり

気に入ったもの、好きな物を

きちんと普段から使えている、

好きな物と暮らせているということではなかろうか。

良い暮らし方ができているということではなかろうか。

 


ちょっと嬉しいね。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。

金継ぎ④

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/06/05/055355

 


考えるとますます迷う。

 


こんな時にはSNS

 


Facebookも友達しか見られない設定だし、

Instagramもフォロワーだって

Facebookの友達が殆どだ。

 


それでも、だからこそ

何かちゃんとした情報

例えば、金継ぎをしてくれる他のお店や

金継ぎできる人を教えてもらえるかもしれない。

 


そこでFacebookInstagram

ティーカップを欠けさせてしまったこと、

金継ぎ依頼のお店に問い合わせたこと、

実はネットで同じものを既にポチったことを載せた。

 


予想通りのコメントがきた。

 


「金継ぎやってみて!」

「金継ぎして生き返ったカップをまたUPして。」

というコメント多数。

 


「うちにも欠けた食器がいくつかあるけど

思い出や記念の品で捨てられない。」

というもの。

 


「新しいもの買ってティーカップは困らないなら、

欠けたままでもお花を浮かべるなどで使えば?」

というものまで。

 


「金継ぎやってみたら?」というコメントに

ものすごく押されたわけではないが

だんだんとやってみる気になってきた。

 


そこでお店に

「前向きに自身で金継ぎをしてみようと思うが

今後の金継ぎ教室開催日を教えてほしい。」と

メールを送ってみた。

 


その夜、1番近いのは今月末に

とあるホテルでの出張教室だと返信があった。

10時から15時まで、

途中、ホテルレストランでのランチを挟み

18,000円。

 


高!18,000円、高!

やっぱりやめよう、、、と思いつつ

何気なく娘に話した。

 


「お母さん、そういうの好きじゃない?

やったらいいじゃん。

手作りとか体験とか大好きじゃん。」

 


それもそうかも。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/08/14/051702

 


たしかにそうかも。

 


2日ある開催日の1日は

美容院の予約を入れている。

もう1日、予約できなかったら諦めよう。

予約できたらそれはご縁。

やってみよう。

楽しんでみよう。

欠けたティーカップもまだ生き返りたいということだ。

 


ポチっと予約ボタンを押したら

「ご予約確定」とメールが来た。

 


あとは楽しみに出かけるだけ。

金継ぎの結果はまた後日。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。

 

金継ぎ③

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/06/04/062057

 


金継ぎを諦めきれず、

ダメもとで

「金継ぎ依頼は現在受け付けておりません。」

とある、

唯一見つけた大阪のお店にコンタクトを取ってみた。

 


ほどなく、お店から電話を頂いた。

やはり金継ぎ依頼は受け付けていないし、

どうしてもというなら受け付けるが、

早くて2年待ちになる、という。

 


2年⁇

 


もう諦めようと思ったその時、

お店の人からある提案があった。

 


そのお店は金継ぎ教室なるものも開催している。

それはHPで知っていたが

自分でできるとは思えず

散々な出来栄えになって

結局捨てるなら、最初から捨てると。

金継ぎ教室には見向きもしていなかった。

 


だが、実際、金継ぎ依頼なら2年待ち。

 


金継ぎ教室は割と頻繁にあるようで、

自分で直したらどうか?と。

最初に練習に他の器でやってみて、

要領がわかったらティーカップで本番。

 


そう提案された。

 


考えもしなかったので即答はできず、

考えさせてほしいと一旦電話を切った。

 


HPをよくよく見る。

 


金継ぎ教室は不定期に開催されている様子。

1日10時から15時まで

10,000円で金継ぎ材料込みらしい。

 


2年待ちの金継ぎ依頼なら800円。

 


随分値段もちがう。

 


ちなみにネットでポチり

数日うちに届くティーカップアンドソーサー。

定価なら1万円ちょっとだが

もとはアウトレットで買って8000円くらいだった。

今回、ネットショップでもやはり8000円くらいで買えた。

 


交通費使って、1日潰して

自分で金継ぎして

あんまり上手くいかなくて

(不器用で上手くいかないこと前提だか)

買うより高くつく。

 


やめよ、やめよ、馬鹿馬鹿しい。

 


そう考えるすぐ後に

いや、やってみよう。

やってみたい。

そんな気持ちも膨らむ。

 


迷う。

迷ってしまう。

 


つづく。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。