雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

ありがたいけど、重いわ

娘はまだ仕事が流動的な時期だ。

 


私の実家の近くの父が所有するハイツで

一人暮らしを始めてまだ3週間。

ピアノをハイツには持ち込めないし

パソコンやプリンターもこちらにあるし

楽譜もどちらに置いたかわからなくなるといけないから

必要分だけiPadにスキャンして

本書はこちらにある。

 


そもそも住民票はこちらに置いたままなので

ちょっとの事で市町村が変わり

無料配布のゴミシールも貰えない。

有料のゴミシールを一応買ったが。

 


そんなこんなで結婚していた時同様

週に一度は泊りに帰ってくる。

 


1番バスがなくて行きにくい音楽教室の日に

そこまで夜に迎えに行ってあげて

実家に帰ってくるようにしてみた。

仕事が本格的に回り出したら

あるいは新しい音楽教室が休みの時や

大学が休みだったり、

本番前だったり、

その都度こちらに泊まる曜日を変えても良いのだし。

そもそも週一回と決める必要もない。

 


先日、

「大学が始まったら何時に迎えにいく?」

「○曜日は何時に駅に送ればいい?」ときいたら、

 


「お母さんは、私が交通費を浮かせたり

1番楽になるように送り迎えしようとしてくれてるのは分かってるよ。

だけど、せっかく一人暮らししても

お母さんがむしろ大変になってない?

お母さんはまず、私が何曜日に何時に帰って何時の電車に乗らなきゃいけないか、

それを中心にスケジュールを組むんじゃなくて

自分の予定を先に入れて

空いていたら送ってくれたり迎えに来てくれたらいいんだよ。

もう30歳超えてるんだし、

バスがない電車が少ないって言っても

なんとでもするよ。

無理ならその仕事手放したらいいんだし、

それで稼げなかったら自分で考えるよ。」

 


娘に冷静にそういわれた。

 


何のために家を出て一人暮らししたのかわからない。

むしろお母さんの負担を増やしている、と。

 


そうだった。

 


最後まで娘の一人暮らしを反対したモラ夫も

最後の最後、

「そうだな。俺たちも過保護すぎたな。

俺たちが子離れしなくちゃ、

娘が自由になれないな。」

そう言って一人暮らしを許したのだ。

 


美容院の予約も

オイルリンパマッサージの予約も

整骨院の予約も

パン教室やケーキ教室の予約も

友達とのバスツアーのお誘いも

娘の送り迎えのことを考えず

自分のスケジュールだけ考えて決めよう。

 


「いいよ、送っていけるよ。」

「ごめん、1日出かけてるわ。」

そんなふうに距離感が大事なんだな。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。