雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

思いがけず、桜

今年は2月に異常に暖かくなったのに

3月にまた冷え込んで。

桜もなかなか開花しなくて

何となくあまり見られないまま終わる気がしていた。

 


あまりに眩しく綺麗だと

それはそれでまた心がざわつくし。

 


娘は離婚してからも

なんとか前向いて歩いているように思う。

婚活も落ち着いたらすると言ったり

一人で一生生きていくとしたら、と

貯蓄や投資や保険を考えたり。

 


本人も不安だろうが

見ている私も不安だ。

 


綺麗な桜をみても

心から喜べない自分がいる。

 


それでも桜の花は1番好きな花。

毎年見かけるあちこちでも

ピンク色に染まると気持ちが癒される。

 


先日はデイジーさんとバスツアーに出かけ

バスのルートに思いがけず長い長い桜並木を見た。

車内からだったけれど。

 


どうぞ娘の行先が

この桜並木のように

希望と喜びに溢れていますように、と。

 


娘の仕事もぼちぼち大学の仕事が始まりだし

地元の音楽教室での新しい仕事も始まり

音楽教室の仕事が軒並み最後のレッスンになっているようだ。

 


桜が散る頃、

ちょっと流動的だった仕事も落ち着くだろう。

熱中症の心配をする頃には大学関係は夏休みになる。

秋には自身の大きなコンサート演奏の予定もある。

 


桜の花びらが風に飛ばされ

ピンク色に一色に染まっていたのが

想像できないくらい、一気に色が変わる。

一気に色を変えて忘れてしまいなさい、

新しい色に染めてしまいなさい、と

桜に背中を押されているようだ。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。