雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

感謝を忘れていた

娘からの電話で夜中に娘を連れ戻した翌日

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2024/02/15/160350

 


娘もモラ夫も仕事だった。

朝から家を出たので

私は1人だった。

 


妹が離婚した時(30年前だが)

父は親戚にも何も言わなかった。

その間、法事なら何やら

まだ当時は家にみんな集まって

仕出の料理をとっていた時代だ。

「妹ちゃんのご主人は?」

「仕事か?」などと親戚の叔父や叔母が

モラ夫に聞いたりしていた。

モラ夫は父から口止めされていたので

「さあ?」とはぐらかしていたが

正直困ったと言っていた。

いつまで隠すのか?と。

 


父は、なんとなく察してくれるだろう、

悪いことは発表しないものだ、

程度のことを考えていたようだ。

 


そして数年後、妹は今のご主人と再婚した。

 


まだまだバブルの名残りはあったので

まだまだ派手婚が主流だが

再婚なので小さいホテルで挙式をして

親戚だけの食事会をした。

 


その招待をした時、

親戚はちょっと気分を害したようだった。

なぜ離婚をひた隠しにしたのか。

わざわざ電話していちいち報告しなくても

法事や何やら何度も親戚が集まっていたし、

代表して一番上の兄にでも報告したら

ちゃんとみんなに伝わるし

伝えられたからって誰も責めも怒りもしないのに。

水臭すぎるじゃないか。

それでいきなり再婚するから来い?

冗談じゃない。

と特に1人の叔父が怒り出した。

 


その後、今に至るまで、実家は親戚から浮いている。

もちろん誰かの訃報などは伝えられるし

行けば追い返されることはないが

みんな避けている。

私の従兄弟たちの離婚や再婚なども

知らされていない。

何年も経って知る。

 


私もあの父の判断は当時から疑問だったし、

叔父が怒るのもわかる。

 


なので、1人になった日の朝から

実家の両親、

息子、妹に電話で離婚することになると話した。

 


皆驚いていた。

そりゃそうだ。

数ヶ月前に結婚式にきてくれたのだ。

 


息子夫婦に長女がうまれ、

これからお披露目などもあるから

集まることがあるし。

 


息子は、何もできないけど話くらいは聞けるから

と言ってくれた。

 


両親は驚いていた。

ただ、娘の一人暮らしの件では

随分振り回してしまったが

文句も言わずに付き合ってくれた。

 


妹は電話で泣き出した。

「私の時と一緒だ」

当時妹は離婚のショックで

毎日死にたいと思っていたらしい。

人生終わった、と。

でも今のご主人に出会い、再婚して

子どもこそ恵まれなかったが

仲良く楽しく2人で暮らしている。

 


人生何があるかわからない。

きっと良いことも待っている。

苦しいことも人生何も無駄なことはないよ。

そう言ってくれたし、

娘にもそう話してくれた。

 


そして今回、モラ夫がこんなにできる人だとは

再発見だった。

モラなんていうのはいけないな、と思った。

ただ、このブログではニックネームとして

モラ夫と書くことにする。

モラ夫も昔は面倒からは逃げてばかりだったが

娘のこととなれば

家族の矢面に立って守ってくれることがわかった。

 


娘には泣きながら電話に付き合ってくれた友人、

食事に誘ってくれた友人、

周りには優しい人がたくさんいた。

 


ありがとう。

感謝します。

 


娘の離婚はまだ公的には成立していない。

あとは弁護士さんにお任せしている。

なのでこの件についての記事は

一旦終了、の予定。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。