雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

娘を連れ戻した夜

その日の昼間の話。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2024/02/14/192626

 


その夜、娘から着信があった。

ちょうどモラ夫がダイニングで夕食を食べていた時間。

 


嫌な予感がしたが電話を取る。

娘が泣きながら

「もう無理なんだって」

「抹茶くん、離婚の意思が変わらないんだって。」

「昨日(娘が実家に泊まる日)抹茶くんも実家に帰ってお母様に話したらしい。

お母様は残念だし、早すぎる決断な気はするけど、もう大人だからね。」と納得されたらしい。

 


娘が夕方、炊事をしていると

抹茶くんが帰宅し

「話がある」と

「やっぱり思い描いていた結婚生活とはちがう。

君が努力してるのもわかるけど、もう自分は無理だ。」と言われたらしい。

話し合いは3時間以上になり、

娘はご飯も作れないから外食に誘われたが

とても食べる気になれないからと断り、

抹茶くんが夕食を食べに出たので私に電話してきたらしい。

 


ちょうど夕食中だったモラ夫は寝耳に水だったが

今まで私が話を聞いていたが

全てを話してくれたわけでもなく

単なる愚痴として聞いて

励ましたり諭したりしていたと説明した。

 


ちょうど抹茶くんが帰宅したというので

スピーカーホンにしてもらって

私やモラ夫が抹茶くんと少し話した。

 


話だが訳がわからない。

とにかく話しが抽象的で。

夫婦の距離感だの上下関係だ対等だと意味不明。

なぜ何が離婚理由かわからない。

わからないが、モラ夫はもう無理だとわかったようで

「今から迎えに行く。

2時間かかるから11時になってしまって申し訳ないが(抹茶くんに)

身の回りの最小限の持てるだけの荷物をまとめて待っているように(娘に)。」と

食べかけの夕食の箸を置き

すぐに車のキーを持った。

 


私もそれに続く。

車内で今までの娘からの話や

私の見解なども話しながら

夜になって道路は空いていたので10時半ごろ

娘のマンションに着いた。

 


娘は持てるだけの荷物をまとめて待っていた。

 


モラ夫が抹茶くんに

「もうここに娘は置いておけない。

連れて帰る。

今後のことはどうする?」ときいたら

「直接話すのが嫌ならLINEでも。

人を介してもいいですし。」と抹茶くん。

 


抹茶くんのオネーサマのご主人は弁護士なので

こちらも弁護士にお願いするのがいいだろう。

 


モラ夫に聞くと、仕事で関わりのある弁護士を知ってるからすぐに連絡するという。

 


車内で娘から少し話を聞いたりしながら

帰りも道路は空いていたので1時間半で帰れた。

とはいえ、もう日付は変わっていた。

 


モラ夫は食べかけの夕食を食べてしまい

入浴すると言ったが 

私も娘ももう疲れ

化粧だけ落として洗顔と歯磨きだけして 

ベッドに入った。

 


娘の隣で寝たが

お互い全く眠れず

娘が眠れていない気配は感じていた。

 


3時半ごろトイレに起きたが

もう眠れないから起きることにした。

隣で娘が「お母さん、寝れてないよね。」と。

そういう娘だってきっと寝てない。

 


それでも仕事は休めないし 

「眠れなくても身体を横たえるだけでいいから

起床時間まではベッドに入ってなさい。」と

私は起きることに。

 


仕事に行くモラ夫は

弁護士事務所は休みだが

話は通しておく、と言って出かけた。

 


娘もなんとか支度をして仕事に行った。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。