雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

兜飾りを処分した

息子のために実家が贈ってくれた

兜飾りを処分しました。

 


思い起こせば30年前。

私は記憶がかなり薄れていますが

兜飾りや鯉のぼりで

舅姑と実家でちょっと揉めました。

 


最初の数年は

舅姑が暮らしていた1階の和室に飾りましたが

認知症の始まりから

和室がガラクタで溢れ

飾る場所がなくなり、

兜飾りは、娘の雛人形とともに

縁側の奥に仕舞われたまま

出すこともできないまま

何年も経ちました。

 


舅姑が施設に入り、

1階をリフォームして

新しい和室で飾ろうとしたら

既にカビが生えていました。

 


どうすることもできず

そのまま押入れで放置。

 


どのタイミングで処分するか

そればかり考えていました。

 


本来なら成人したのだから

いつ処分してもよかったのですが、

贈ってくれた私の両親が亡くなったら?

息子が結婚したら?

ということで

息子が結婚した年の5月5日を待って

処分しようと思っていました。

 


5月5日を待っていると

月に一度の粗大ゴミの日が6月になってしまうので

1日早くゴミに出しました。

 


雛人形のように人形だと

神社やお寺にお願いしますが

兜飾りは人形ではないので

良いだろうと。

 


ちゃんと綺麗に飾ってあげられなくて

ごめんなさい。

息子が成人して新しく家庭を持って

ありがとう。

 


そう言って捨てました。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。