雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

静かな元旦

年末、息子が帰省した。

学生時代からお付き合いしてきた彼女と

結婚の挨拶だった。

 


正月には帰るのかきいたら

迷っているっぽい返事だった。

その時に、彼女は看護師さんで

年末年始は仕事らしかった。

食べるものくらいなら作るから

帰るなら言ってね、と言ったが、

まぁ予想通り、帰らないとLINEがきた。

 


一昨年は、転職活動中で帰らず。

昨年はコロナだと言って帰らず。

今年は1月末に両家顔合わせがあるからと帰らず。

正月に帰省するという習わしを

既成事実として消滅させたいらしい。

 


そんなに嫌なのか。

そこまで寄り付かないとは。

お祝いだ、なんだと貰うものは貰いにくるが。

 


まぁやるものはやって

もう縁を切ったと思えば良い。

 


結婚して息子が幸せに暮らしているなら

もうそれでいい。

 


モラ夫はというと、

ウォーキングと言って

どこへ行ったのか元旦早々出かけていった。

 


娘と2人

じゃあ私たちもちょっと散歩にでも行くか,と

昨年夏に我が家から徒歩5分にできた

スタバに行ってみた。

近すぎて

わざわざお茶を飲みに行くこともなかったし。

 


ドライブスルーは大行列。

駐車場も結構埋まっていたが

店内はわりと空いていた。

 


流石に田舎で、

娘によると大阪市内のスタバでは 

とっくに売り切れていた季節限定のフレーバーが

まだあったのでそれを飲んだ。

 


周りを見ると

一人でスイーツとコーヒーをのむ初老の男性。

学生のグループ。

老夫婦。

さまざまな人がいた。

元旦早々、スタバでコーヒーを啜る人。

私と娘もどんなふうに映るのだろう。

母子家庭にみえるのかな?

のんびりくつろげるリビングのない家?

年末にお菓子など買い置きしなかったのかな?

 


いや、皆、人のことなど

見ちゃいないか。

 


これから先、娘も結婚したりしたら

元旦早々一人で過ごすんだな。

もうそう覚悟をしなくちゃな。

 


静かな元旦が終わった。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。