雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

雪です

こちらは雪の地方ではないのですが

年に1回か2回、雪が降ることがあります。

万一を考え、念のためにスノータイヤを履いてはいますが

基本的に雪が降ったら車には乗りません。

うちは車じゃないとどこにも行けないから

雪が降ったらステイホームです。

 

今日は本当は映画を観に行きたかったです。

「ファーストラヴ」と

「すばらしき世界」を。

映画は好きで、車で30分のところにシネコンができて以来

15年くらい前からしょっちゅうお一人様映画に行きます。

友人と行ったり、娘と行ったりもしますが、

一人で行くことが多いです。

 

10年ほど前のことです。

どうしても観たい映画が2本あり、

いつものシネコンに朝から行き、

そこからさらに車で15分かかるシネコンに行きました。

2つ目のシネコンへ向かう時

雪が降り出しました。

が、映画終了時間はまだ5時頃の日没前。

大丈夫だろうと予定通り2本目の映画を観て。

早く帰ってお鍋にしようと、

少しシネコンのスーパーで鍋の材料を買いました。

スーパーが思いの外、混雑して時間がかかりましたが、

5時半にはシネコンを出発しました。

普通に車で45分。

夕方だし混むので1時間。

6時半には帰宅して

大急ぎでお米を炊いて、

7時半にはお箸を持てるな、と。

 

道は予想通り混んでいました。

でもちょっと混み方がひどい感じで。

 

既に帰宅していた当時高校生だった娘に

携帯で遅くなるけど帰ってすぐお鍋作るから

おなかすいたらお菓子食べといて、と連絡しました。

道は遅々として進まなくなり、

当時まだノーマルタイヤだったので、

だんだん怖くなってきました。

とりあえず、前の車について行こう。

いくつかある帰宅経路から

広い大きな道路を選び

出来るだけ交通量が多い道を選びました。

それから何度か娘にメールや電話をしました。

お菓子を食べておいて、から

冷凍庫にあるもの何食べてもいいよ、になり。

 

モラ夫にも、帰れなくなっていることを電話しました。

モラ夫は、

「俺は歩いて帰る」と。

徒歩30分で帰宅したようでした。

 

途中何度も、路肩に車を放置して

歩いて帰ることを考えました。

実際、そうする人も出てきました。

 

そんなこんなでなんとか帰宅できたのは10時を超えていました。

 

本当に怖かったし、

映画を観に行くなんていう

誰に頼まれたわけでもない

不要不急の自分の楽しみで

家族にも迷惑をかけたし、

自分も怖い思いをして、

無理しちゃいけない、

特に遊びにいくことで。

お一人様ならなおのこと、

相手に迷惑かける訳でもなし、

潔く予定変更する勇気を持とう、と。

その時に肝に銘じました。

 

モラ夫は、優しい言葉をかけることもなかったけれど

責めることもしませんでした。

娘は、慰めてくれました。

ダメ母、ダメ主婦です。

 

それから万一、念のための保険として

スノータイヤを履くことにしました。

 

水曜日のレディスデイで

久しぶりに映画2本はしごしたかったけど、

今日はやめときます。

 

あれ?

ってことは、映画は不要不急。

コロナ禍の今

まだ緊急事態宣言下の今、

雪が降ってなくても自粛すべきなのかな?

 

まぁいいや。

シネコンポイントも貯まったので

雪が降らない日にポイント使って2本観に行きます。