雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

選ぶのがストレスらしい娘

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2024/05/31/060430

 


娘は出かける準備に時間がかかる。

ずっと、トロイ子なんだと思っていた。

手際が悪いと。

慣れたら早くなるかと思っていたが

いつまで経ってもぐずぐずと時間がかかる。

 


ある時、娘がいうに

何に時間がかかるかというと

選ぶことに時間がかかり、

それがストレスなんだという。

 


洋服を選んだり

バッグや靴を選んだり

髪飾りやアクセサリーを選んだり

メイクの色を選んだり

それが大変なんだという。

 


だからミニマリストにはなれないと言いつつ

断捨離をして持ち物を減らしたいのだと。

 


靴ならヒールを一足、

ローヒールをせいぜい2足もあればこと足りると。

 


メイクもアイシャドウパレットは一つしか持たないし

口紅も一本で良いのだという。

 


バッグもハンドバッグは一個。

仕事用のトートバッグも

革製の黒、白、雨用のもの3つで良いのだと。

 


洋服はハンガーラックのワンピースを

とにかく端から順番に着ていく、とか。

ワンピースが色々あるから

カーディガンは黒、白、紺の3色以外いらないと。

 


最近は週末に翌週の着ていく服を

1週間分予めコーディネートしておくらしい。

「来週着る服を決めたから気持ちが楽になった。」

なんて言っていた。 

何を言ってるのかわからなかった。

 


私は毎日どの服を着て出かけようか

どの色のメイクをしようか、と

選ぶことが楽しみの一つでもあるので

娘の言うことがよくわからなかった。

 


若いのに、そんな世捨て人みたいな。

あれこれ着飾ったりしたくないのかな、と。

 


でもテレビで特集になるくらい

そういうタイプの人はいるのだなあ。

娘もそうだったんだ。

 


日常の小さい選択から解放されて

いろんな決断をしやすくなった。

本当に必要な決断をする時に

小さい選択をしすぎて選択疲れすることなく

本来必要な決断に集中できた。

そう口を揃えてインタビューで言っていた。

 


やっぱり私には理解できないけど。

 


紅茶だって、コーヒーだって

色々種類があって

今日はどのフレーバーにしようか、

と選ぶのが楽しい私。

 


娘は一人暮らしのハイツには

水筒に持っていくお茶も一袋買ってなくなったらまた買うらしい。

今ははと麦茶を飲んでいて

それがなくなったらジャスミン茶を買いたい、なんて。

私のように今日は玄米茶、次は烏龍茶、

ジャスミン茶、ほうじ茶、緑茶、麦茶、十六茶など

何種類か交代で沸かしたりしないようだ。

 


選択疲れなんてねー。

そりゃ、娘と噛み合わないわけだ。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。