雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

せっかく服を買っても

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2024/02/28/120744

 


どちらかと言うと私の母親世代に多いのだけど。

気に入ったものは「残しておく」という癖。

 


母も姑もそうだったが

ブラウスやスカーフやセーターなど

プレゼントすると

しばし眺めた後、

箱に綺麗に畳み直して入れて

そのまま保管してしまう。

 


それが気に入らなかったとかでは決してなく 

むしろ気に入ったからこそ

「勿体ない」というのだ。

 


もらってすぐに使うのは失礼、はしたない、と。

貰ったものでなく、自分で買ったとしても

すぐにはなかなか使わない。

そもそも着る物がなくなって不便になってから買うわけじゃないから。

そろそろ買い換えなくちゃ、

あるいは、今は困ってないけど

いい物に出会えたからとりあえず買う、から。

 


私もそういう考えになりがち。

好きな物は最後に残すタイプというのか。

 


お気に入りを買ったのに

眺めるだけで満足して

着るのはあまり気に入らない、

着にくい服を優先して着てしまう。

 


物すごくお気に入りで

殆ど袖を通していないまま

古臭いデザインになってしまったり

サイズアウトして着れなくなったり。

 


娘が大人になってきて

そういうのがかえって勿体ない、

理にかなってない、とわかり

随分私も変わってきた。

 


気に入って買ったらすぐに着る。

何度も着る。

ポロポロになるまで着たら

その洋服に対しても活躍させてあげられたのだから。

 


活躍させられないのが一番物に対しても可哀想。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/07/25/054618

 


それなのに、

2枚3枚と買ったくせに

黒を買いたくて、

つい3枚買うと安いし、と

紺とグレーも買ったら

一番気に入った黒ではなく

一番気に枚数合わせに無理やり買ったグレーを

一番よく着ていることに気づいて嫌になる。

 


そして一番欲しかった黒は

あまり着ないまま

サイズアウトしたりする。

 


黒は色褪せしたら困るから

ここ一番に着る、と無意識に考えるようだが。

色褪せするまできたら本望。

ここ一番に着るようなレベルの服ではないのだし。

 


こういう買い物の癖を少しでも見直していけたら

10%OFFなどに惑わされず

買いたかった黒を一枚だけ買うように

買い物の仕方も変わるのではないか。

そうなったら服を買わないチャレンジは成功なのではないかと思う。

 


買わないチャレンジはまだまだ続くけれど。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。