つづき。
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服装や
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手土産や
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入籍も済ませて
私が息子にアドバイスしたように
息子とお嫁ちゃんは
内祝いなどを郵送してきた。
その数日後だった。
息子からLINEがあり
「うちの家紋を教えてほしい」という。
お嫁ちゃんの実家で「訪問着を作る」話があり
「家紋を共有して良いか?」とのこと。
何やらよくわからないまま、
うちの家紋と
「女紋」を帛紗や風呂敷から写メって送った。
息子には
家紋を共有するのは構わないが、
お嫁ちゃんの訪問着なら「女紋」だろう。
女紋というのは
実の母から娘に受け継がれ
結婚して苗字が変わっても変わらない。
同じ姓を名乗っていても
嫁と姑は違う紋入りの着物を着るのだ。
まぁそれは私が母から教えられた
実家やその周辺?関西?のしきたりで
お嫁ちゃんの実家とは違うのかもしれないが。
そのことも息子には伝えた。
しかし。
そもそも結婚が遅くなったのは
お嫁ちゃんが奨学金を全額返済するのを待ったからだ。
今のご時世、着るかどうかもわからない着物など
作ってやるなら
学費を出してやればよいではないか。
奨学金は借金だ。
子どもが社会に出るときに
既に借金を背負って世に出なくてはならない。
もちろんそれぞれ経済事情もあるが。
お嫁ちゃんのご実家の職業上、
着物が必要なのかもしれないが。
お嫁ちゃんのすぐ下の弟は
家業を継ぐ継がないで揉めて
高校から寮生活で家を出て
そのまま就職して実家にはあまり帰らないらしい。
末の弟も大学から下宿らしい。
家業はどうするのか知らないし
息子も全く畑違いの仕事をしている。
お嫁ちゃんも。
奨学金まで返して資格取得した一生の仕事だ。
奨学金で進学させたが
いよいよ娘が結婚して
着物の一枚も作ってやりたいという気持ちなのか。
学生時代はまだ下に息子が2人いて余裕なかったが
上2人が学費もなくなり少し余裕ができたのか。
娘を思う親の気持ちに嘘はないと思う。
だけど。
訪問着など作るなら
何故、と思う。
つづく。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。