雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

さらば思い出・カトラリー編

数ヶ月前に、

いやもっと言うなら

去年の緊急事態宣言からのステイホームから、

断捨離というには程遠い

片付けを始めた。

 


台所も散々捨てた。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/05/23/054841

 


それでも思い出の品というものはなかなか捨て難い。

 


子どもたちが生まれた時、

産科病院からだったか

はたまたどなたかのお祝いか

赤ちゃんの生まれた時間や体重が刻まれた

コウノトリをモチーフにしたスプーン。

大切にしまってあったが

いざ出してみたら錆びていた。

綺麗に洗い、普段使いすることにした。

 


他にも、母娘旅行で手作りした

蜻蛉玉のスプーン、

ウッドバーニングしたスプーン、

ムーミン展やリサとガスパール展で購入したもの、

ディズニーで購入したものなど。

 


普段使いしていたが古くなったもの。

思い切って捨てる事にした。

 


中でも最後まで迷ったのは、

10年前に娘がピアノコンクールで初めて全国大会まで進んだ時。

東京でコンクール終わりに上野動物園に行き

パンダのスプーンとフォークを思い出に買った。

随分ハゲてしまって。

捨てるのを迷いに迷い、

ようやく思い切って捨てた。

 


さらば思い出。

 


形あるものはいつか壊れる。

古くなり、見た目も悪いものを使うと

気分も上がらないし

生活そのものに綻びが出てきそうだ。

パンダの絵がハゲるまでよく使った。

充分だ。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。