雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

孤独死

モラ夫側の親戚のおばさんが亡くなった。

よく知らないのだが

ご主人は既に亡く、

息子さんがいらっしゃるらしいが

別に住んでおられるらしい。

 


舅や姑が亡くなった時に

多分私は初めてお目にかかり

穏やかでよく色々お話をしてくださった。

後片付けやら何やら最後まで手伝ってくださった。

 


中には嵐のようにやってきて

文句や要求ばかりたれて

食べるだけ食べて

貰えるものは根こそぎ持って

嵐のように帰っていく親戚もたくさんいた。

来る時は家族に送ってもらい、

帰りは車で送るかタクシーを呼べと言い

アホなモラ夫は言いなりになってタクシーを呼んで

お札を握らせて帰らせた。

自力で行き帰りできないなら来るな!

と心の中では叫んだ。

 


そんな中で優しい人だった。

 


誰かが亡くならないと顔を合わせないような付き合いだったし、

うちの舅や姑は長生きで

糖尿家系で早死に家系の親戚は

もう既に代替わりしている。

 


通夜葬式にはモラ夫のみが出席した。

こんな時期だし

夫婦で出向くほどでもない。

 


モラ夫に聞くと、孤独死だったらしい。

一人暮らしなら致し方ない。

 


とはいえ、私の従兄弟のように

一か月も発見されなかったわけではない。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/04/06/142121

 


日曜日に電話で話した人がいたらしい。

なので日曜日には元気だった。

 


月曜日、薬屋さんがやってきた。

おばさんは、置き薬を契約していたらしい。

毎月、薬の補充にやってくるらしい。

長年の付き合いで薬の補充には

家に上がりお茶などもらって世間話をして帰るとか。

 


それが、約束をしていたのに

インターホンに返事がない。

玄関は開いていた。

郵便受けに新聞が溜まっている。

 


おかしい!と薬屋さんは

家に上がったそうだ。

 


おばさんはトイレで亡くなっていたらしい。

 


すぐに見つけてもらえてよかったとも言える。

死ぬ時は皆1人だとも言える。

家族に見守られ、手を握られて亡くなるなんて

余程運のいい人だろう。

 


でも。

ゆくゆく最後には一人暮らしになる予定の私。

自宅で最後まで一人暮らしなら

覚悟はしなくてはいけないだろう。

 


おばさん、ご冥福をお祈りします。