雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

組紐教室

月2回の組紐教室。

 

昨年秋から特に作りたい作品がなく

ただひたすら毛糸で色んなモチーフの練習をしていた。

 

たまたま教室の駐車場になっているデパートを

練習帰りに覗くことがあり

ピエールカルダンの革製ネックレスがいいなぁと。

そうだ!組紐でこんな感じのネックレスを作ろう!

 

組紐の先生に相談して、

前回まで毛糸で何度もモチーフの組方練習をし

いざ今日から本番のサテン糸で、という話だった。

黒と紺とか

紺と青、

黒と濃グレー、

グレーとシルバー、

黒と深緑、

黒と紫、

紫と紺、

そんな感じで、とお願いしていた。

 

さぁ、先生が準備してきてくださったサテン糸から

2色、黒と紺を選んで

長さを測っていたら。

なんと紺が足りなかった。

 

足りないかなぁと思ったんだけど

 

と先生。

やたら黒とグレーが緑を勧められるなぁと思ったら。

いやいや、足りないかなぁと思ったなら準備しといてくださいよ。

 

とも言えず。

 

なので今日は無駄にやる気もないモチーフを

やる気なく練習。

 

なんだかなぁ。

 

昨日は3月31日。

桜は満開のピークを過ぎたばかりで

風にヒラヒラと舞い散り

道路がピンク色に。

 

朝からクリーニング店や

フィットネスジムや

買い物や

夕方日暮れ前に再度クリーニング店。

いずれも車での移動だが

至る所に桜が目に入る。

年中通る市内の生活圏内なのに

桜が満開で景色が一気にピンク色になると

なんだか嬉しい。

 

いや。

嬉しい気持ちと

寂しい気持ちと。

 

大好きな桜だが、

若い時、

桜が満開の頃に失恋して

死にたくなった時に見上げた満開の桜。

 

息子が家を出て下宿先で見送った時に

満開の桜をバックに

 

じゃ。

 

と手を挙げた息子の姿。

 

色んな懐かしさや

その時の色んな気持ちが入り混じり

桜を見ると訳もわからず涙が出る。

悲しい、寂しいというだけではなく

言葉では表しきれない感情の涙が。

 

それでも一番好きな花を聞かれたら

桜と言うし

年がら年中桜柄のものを愛用している。

 

あと何日か

じっくり目に焼き付けたい。

 

 

イライラして攻撃的になってしまった件・その2

昨日夜に父からLINEがあり、

 Wi-Fiのことで聞きたいことがあるから電話したい、と。

何かと思って電話した。

 

暇を持て余したOver80の両親、

特に父は

docomoに料金見直しに出かけたらしい。

 

そもそも殆どスマホなど使いもせず

母など家に置きっぱなしで見もしないから

電話をしてもでやしない。

家の固定電話が一番連絡取れるのだ。

 

料金見直しも何も

殆ど使っていないと言われたらしい。

そして何故かWi-Fiを勧められ、

聞くとすでに契約したらしい。

SIMカードを買ってきて

自分で設定しようとしたがよくわからなくなり

私なら簡単にできるならしにきて欲しいと。

 

私も得意ではないし、

パソコンやプリンターを買ったときに

無料設定サービスに来てもらっている。

お金も有り余っているのだから

プロに来てもらって設定してもらうのが一番、と言った。

 

話の流れで、車の運転免許の話に。

父の周りはもう誰も運転していないという。

そりゃそうだ。

父は先月、免許を更新した。

もうやめたら?と

やんわり言い続けている。

が、私が足代わりになってあげる、とは言わないので

父は父で意地を張っているようだ。

 

タクシーを呼ぶ付けておれば、

タクシーも

 

○○さんだ、あそこで下ろして、

あそこで待って

 

と、ツーカーになれる。

お得意様になれば決まった人が来てくれるかもしれないし。

 

買い物だって、Wi-Fiまで設置するくらいなんだから

ネットスーパーももっと利用すれば良いのだ。

 

そういう話になると、

言い争いになってくる。

 

私が足代わりになってあげるし

安心して免許返納して

 

なんてことは言えない。

両親の足代わりに動き回るなんて無理だ。

両親は本当はそう言わせたいから

車がないと生活できないという。

そういうくせに、

実家の徒歩圏内には

病院医院がそろっていて

スーパーも2軒ある。

郵便局ももちろんある。

だからもっと不便な我が家をいずれ畳んで

実家で一緒に住まわせようと

画作してくるのも見え見えだ。

 

鬱陶しい。

 

私が両親に冷たいから

息子にも冷たくされるんだろう。

因果応報だ。

 

わかっている。

 

なのについつい

父とも母とも喋っているとイライラして

老親相手に攻撃的になってしまうのだ。

 

嫌な性格だ、私。

 

 

イライラして攻撃的になってしまった件

昨日、モラ夫のスーツをクリーニングに出そうとした。

モラ夫はスーツ3着を毎日着まわしている。

1か月くらいを目安に

1着ずつ3日が4日かけてクリーニングに出す。

 

ここ10年くらい利用していたクリーニング店Nクリーニング。

先日も今月が誕生日だから

半額クーポンで大量にコートやダウンを出したお店だ。

以前は年中無休だった。

朝出したら夕方出来上がってきた時期もあったし、

今日何時でも出したら明日の夕方出来上がってきた時期もあった。

コロナ以降、工場も定休日ができたらしく

店舗も定休日ができた。

昨日クリーニングに1着出そうとしたら

出来上がりが4月6日の5時以降という。

 

え?1週間もかかるの?

 

今、セール期間で混雑しているのと、

システムがかわり、

正午までに出せば翌営業日の5時以降の仕上がりになったらしい。

定休日を挟むので

セール価格ではなく通常価格でよいなら

特急便が使えるから、4月2日の5時以降になる、という。

 

毎日3着を着回すスーツの1着が

そんなにかかるなら出せない。

しかも店員さんが忙しいのか

上から発言だ。

 

正午までに持ってきてくれたら、

特急便で明日の5時に出来ることも可能なんで

よかったんですけどね。

もう工場から取りに来てしまったので、仕方ないですね。

 

と、まるでこちらが悪いかのような言い方。

 

じゃあ、結構です。

 

え?出さないんですか?

 

はい、他のクリーニング店に出します。

失礼しました。

 

そう言って出てきました。

 

もっと穏やかな言い方があっただろうに。

何故あんなことを言ってしまったのか。

 

Nクリーニングを行きつけにする前に行っていた

Sクリーニングにその足で持っていった。

会員カードや特典もないかわりに

少し価格が安いSクリーニング。

雑いといううわさもあるが、

まぁ困ったこともないので。

10年くらい利用していなかったのに

まだ登録は生きていた。

年中無休で正午までに出せば夕方6時に仕上がる

昔のままのシステムだった。

 

とりあえずモラ夫のスーツ3着はここで出そう。

 

Sクリーニングに戻してしまうか、

Nクリーニングに引き続きするか、

いっそ他のクリーニング店を開拓するか。

 

それにしても嫌なオバサンになっちゃった。

 

 

黄砂と花粉とPM2.5

昨日は娘が勤務する楽器店の発表会。

電車で2時間、車で1時間半。

という事で送り迎えしています。

去年はコロナで発表会が散々延期した挙句中止に。

 

2年ぶりに送り迎えしました。

遅れてはいけないので渋滞も計算して

結局2時間前に家を出るという(笑)。

 

送り迎えだけで2往復。

約6時間運転して

なんだか一日中車に乗っていた気分。

 

ただ行き帰りの道のりは

峠を越えてで

桜を嫌というほど堪能しました。

運転しながら何度も溜息が出るほど綺麗。

 

花霞がオツなもの、と言いたいけれど

霞んでいるのは黄砂と花粉。

そしてPM2.5のトリプルパンチ。

 

もう10年以上前に花粉症を発症し

今年は特に酷くて

薬を飲んでいてもグスグスハクション。

特にヒノキが一番酷いので

今が一番辛い時。

 

先週、駅で堪えきれずにクシャミが出たら

もちろんマスク着用なのに

周りから一斉に人がいなくなりました。

コロナじゃないです、花粉ですから!

と言い訳しても仕方なく。

辛い季節です。

救出したフランス人形

長年、納戸に埃を被ったフランス人形かあった。

ケースに入っているので埃を被っているのはケースだが。

 

私が結婚した頃。

まだ仲人をたて、

結納を執り行い、

新郎側、新婦側それぞれに親戚が招待され

お祝いの席が行われた。

 

仲人が午前中早めに新郎側に行き

結納金と結納の品々

夫からの婚約指輪、

姑からの留袖の反物と帯。

あとは飾り物だ。

新郎側が新婦側送られた結納金

1割を仲人に手間賃として渡す。

仲人はそのお金で新婦に人形を

お祝いとして渡す。

 

最終的に仲人には結納金の1割を

結婚式が滞りなく終わったお礼に渡す。

 

当時仲人からいただいたのはフランス人形だった。

普通、日本人形や木彫り人形なのに

随分ケチられた、と父母は怒っていた。

その仲人は姑の親戚だった。

 

私が嫁入りに持参した箪笥や長持は

何故か新品のまま納戸に入れられた。

納戸には他に

既に亡くなっていたモラ夫の祖母が持参した

箪笥や長持が入っていて

それと同じように入れられた。

姑の箪笥長持はちゃんと和室に

姑が亡くなった今でも鎮座している。

 

うちには応接間がなかった。

というか、応接間は舅の部屋になっていた。

リビングというものが嫁いだ時からなく、

テレビもエアコンもないダイニングで食事をしたら

舅は応接間に、姑は和室にすぐに引っ込んだ。

私が嫁ぐ前は夫はそのまま自室に帰ったらしい。

なんだか変な家族だった。

 

話が逸れてしまったが

フランス人形など、飾る場所が無かったのだ。

決して狭いマンションではない

田舎の9DK+DKなのだが。

 

結納の日から

母からケチられた安く上げられた人形、

あんなもの、と言われて

私も好きになれなかった。

だから納戸に入れられていても

あまり気にもしなかった。

モラ夫やモラ一族に嫌な気持ちになったり

その親戚の仲人がケチったフランス人形だと思うと

むしろ飾られることもなく埃を被っているのを

ざまぁみろ、くらいに思ったりした。

なのでそのまま

やたらデカいだけのフランス人形は

階段の飾りだなにすら飾れず

長年ケースに入ったまま

埃を被って納戸に入れられていた。

 

たまたま今日、仕事が休みの娘と

大安だったこともあり、

旧暦の4月3日を待たず

雛人形を片付けた。

 

その時にボソっと娘が呟いた、

フランス人形のこと。

娘は滅多に納戸には入らないが、

ずっとずっと気になっていたらしい。

あのフランス人形を救出してあげたい、と。

納戸で見かけるフランス人形が

寂しそうな目をしているのが

ずっと気になっていたらしい。

 

いくつか飾れそうな場所を考え、

埃を払い、

結局、和室の姑の和ダンスの上を少し整理して

その上に置いた。

玄関から見える場所だ。

少なくとも納戸にいるよりは良い場所だ。

飾ってみると

フランス人形の表情は可愛かった。

33年も納戸に閉じ込めてごめんね。

 

コロナ以降、あちこち片付けているが、

私1人ではなかなか手をつけられないでいたこと。

娘がいてくれてよかった。

 

 

 

桜も満開

今日はだいたい月イチのオイルリンパマッサージへ。

予約の時間前に少し花見をしに
長居公園へ。
満開🌸

桜も満開だけど
人も満開。

桜の木の下は
所狭しとレジャーシートが広げられ
誰一人マスクもせずに
車座になって
お弁当を広げている。

桜が満開になったら見に行きたいし
その下で美味しいもの食べたいし
できたら1人じゃなく
同居家族だけじゃなく
おじいちゃんおばあちゃんに孫も呼んで
あるいは友達と分かち合いたいよね。
わかるよ。
普通そうだよね。

雛子みたいに友達も少なくて

家族も仲良くなくて

いつもひとりぼっちだから

その僻みかもね。

でもそら感染者は減るわけないな。