雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

和やかなランチタイム

今日はちょうどお昼に
娘とうまく落ち合えるスケジュールだったので、
思い立って、久しぶりに

家族の行きつけにしているフレンチレストラン

ミモザでランチ。

 

コロナ以降、時々テイクアウトにしていただいていた。
モラ夫が医療機関勤務の為、
まぁ、元々慎重な性格もあり
色々神経質だ。
娘や特に私の行動には結構ピリピリしている。
同居家族やし、ええんちゃうの?と思いつつ、
テイクアウト中心になっていた。

久しぶりのミモザ
私たちの他、4人組のマダムグループのみ。

テイクアウトでももちろん美味しいが、
やはり出来立てのお料理を
綺麗な盛り付けでいただくのは格別だ。
スープやデザートはテイクアウトできないし。
嬉しくなって、スープもオードブルもつく
ちょっとリッチなコースをいただいた。
普段はおかわりなどしない娘も、
あまりの嬉しさでパンをおかわりし、
デザートまでペロリと食べた。

来週、やっとモラ夫もワクチンをうつ。
これで万一私がかかっても
モラ夫やモラ夫の勤務先に迷惑をかけずに済むと思うと
ちょっと気が楽になる。

さて、もう一つ書きたいことがあって。
私たちの他のもう一組。
4人組のマダムグループの会話が
いやでも聞こえてしまう。

イカリスーパーはなかなか南大阪にはこないね。」
「難波が一番南よね。」
「難波に?どのあたり?」

マダムグループの会話が盛り上がる。

「南海難波の中二階の改札を出てね。」

中二階?
それはもしや、2階中央改札では?
しかもイカリスーパーは3階改札なんだけどなー。

「そう、その中二階の改札を出て左に行ったらすぐ。」
「駅の構内にあるのよ。」
「スイスホテルに行くの?」
「スイスホテルより手前よ。」

おばさま、そりゃ3階改札だから。
2階中央改札からだとみんな混乱しますわよ。

「その改札出た構内にスカイビルがあるの。」
「スカイビルの一番手前にイカリスーパーがあるのよ。」

おばさま、スカイビルは梅田です!
それは、スカイオですよ!

盗み聞きするつもりはないが
いやでも聞こえてしまう会話。
娘も笑いを噛み殺している。

あのー、ちょっと宜しいでしょうか。
南海の改札は3階改札で、
スカイビルではなくスカイオなんです。
2階改札からもスカイオにいけますが、
イカリスーパーにはちょっとスカイオ内を歩かなくちゃいけません。
迷って駅員さんに、スカイビルは?なんて聞いたら
地下鉄で梅田か中津まで行くように案内されちゃいますよー。

なんてマダムグループに乱入したりはしませんでしたよ。
でも気持ちは乱入したくてたまりませんでした。

という和やかなランチタイムでした。

誕生日月はお得

雛子はその名前からわかるように  

3月生まれ。

今月は誕生日月にあたり、

色々なお店が特典やクーポンをくれる。

 

時々いくレストランは特別メニューの葉書がきたり。

毎月行くオイルリンパマッサージのサロンは

プレゼントがあったり

割引があったり。

 

一番3月生まれでお得だなぁと思うのは

クリーニング店の割引クーポン。

3月中なら一回限り何点でも40%OFF。

これが1月や2月なら冬物は出せないし、

10月や11月ならそこまで夏物を出さずに我慢できない。

ホームクリーニングできないコート類やダウンは

一気に今月クリーニングに40%OFFで出せるから

ラッキーです。

 

さて、今日は約1か月ぶりに美容室へいきました。

特に意識はせずに、

クリーニング店の割引がお得だから

今朝から衣替えをしてクリーニングに出してきた、というと

 

今月は誕生日月なんですね

 

と美容師さん、ちょっと慌てて

ガラガラ抽選を持ってきました。

ガラガラすると、本日1000円引きが当たりました。

ラッキー。

 

でも、これ、

美容師さんと雑談しなければ、

すっかり忘れられていたのかな。

誕生日アピールはあちこちしなくちゃ。

木梨憲武展

木梨憲武展が面白かったときいて

娘と京都へ。

娘は月初めに仕事を詰め込むので

最終週などは休みが多い。

 

さて、木梨憲武展は噂通り、

彼がこんなに才能豊かで

芸術的な人だとは。

バラエティ番組でバカやってる人のイメージが強かったけど

尊敬できそうな人です。

 

京都文化博物館はいわゆる動きやすい場所にあり

流行りのお店もたくさんあります。

 

アフター展示会は娘に任せました。

 

まずは最近噂の

いちご専門店メゾンドブルージュ

人気だけあってかなり待たされました。

人気のミルフィーユは既に完売。

ショートケーキと苺の紅茶。

 

次は久しぶりに行きたかったショコラティエマリベル京都本店。

ショコラショーをいただき、

チョコを買って帰りました。

 

そしてぶらぶら四条河原町まで。

娘と私の記憶がチグハグだったけど

蜂蜜専門店で蜂蜜を買ったり。

紅茶とハーブティーの専門店は

見つけられず。

 

最近抹茶をよく飲むので

可愛い抹茶茶碗が欲しい、と

探すつもりが。

あまりの人混みと

急に食べ過ぎてお手洗いに行きたかったので

五条坂・茶碗坂まで行くのを諦め、

鍵善良房へ。

お手洗いを借りがてら

葛切りをいただきました。

 

マリベルも鍵善良房も

昔、娘の私立中高のママ友が

おしゃれな人が多くて

誘われて連れて行ってもらった場所。

 

帰りに京都高島屋抹茶茶碗を物色するも

ピンとこなかったらしく諦め。

 

モラ夫の夕食に、帰りに巻き寿司だけ買って。

帰ったらモラ夫の帰宅と同時。

1日よく遊びました。

 

姑の教え

今年はもう桜が随分咲いています。


先日の連休前に、
まずは悪魔のコタツを片付けました。


そしてコートやダウンをクリーニングに出しました。
(3月生まれなので、
クリーニング店の誕生月限定、
一回限り何点でも全て半額というクーポンを使いたかったので。)


ものすごく天気も良くて
ライトダウンの類も一気に洗濯しました。

 

 

亡き姑の教え→
亡き姑は、隣の村から徒歩15分の道のりを
花嫁行列で嫁いできたのが3月31日。
その日、河内長野は雪が降ったそうです。
寒い雪の中、花嫁行列で嫁いできたので、
4月になるまでは雪が降ることもある。
お彼岸前後に急に春めいて暖かくなる日があっても
冬物は4月になってから片付けること。

 

姑が元気なうちから
姑の教えに従ったことがない馬鹿嫁の私。
その度、大抵寒の戻りがやってきて
密かに後悔しました。

 

今年もやはり姑の教えに逆らう嫁は、
先に書いて通りの体たらく。

 

ま、コタツがあると片付かないし
電気ヒーターで間に合うしね。
ダウンがなくてもスプリングコートや重ね着で大丈夫。
昼間はそんなに寒くない。
出番が少ないスプリングコートを活用できるし。
なんて仏壇の姑は呆れてるに違いないでしょう。

究極の節約

昨日、数年ぶりに会った人がいる。

かつての合唱団で一緒だった人で

お互い同じくらいの時期に退団したが、

イベントなどやコンサートなどでたまにお会いする。 

仮に彼女をステラさんと呼ぶ。

 

7年前、40歳を超えて

婚活した末にステラさんは結婚した。

舅はモラハラを絵に描いたような人

姑は抑圧され続け、吐口がステラさんに向かう。

 

結婚半年くらい経つ頃だった。

冷蔵庫を買いに行った家電量販店で

舅さんがいつものようにモラハラがはじまった。

ステラさんはもう我慢の限界がきて

そのままステラさんはその場を飛び出した。

そのまま離婚になっても良い、

子供もいないし、

40歳過ぎまで正社員で働き、

そのまま貯蓄もある、

もういいや、と思ったらしい。

 

ステラさんの夫さんが、追いかけてきた。

 

戻れと言いにきたのかと思ったら

一緒にこのまま2人で家を出て縁を切ろう、と。

その足で公団の入居を決め、

着の身着のまま家を出た。

ご夫婦は仲良しだ。

そこが、うちも含めブログでよく読むモラハラ家族とは大きく違うところだ。

 

今もお二人、仲良く、慎ましく暮らしているようだ。

 

ただ、ご主人もあまり収入が多くなく

ステラさんもパート勤めだ。

極限まで節約をされている。

 

格安スマホで、

メール機能はなし。

ショートメッセージでやりとりするらしい。

 

が、私のdocomoはなぜか

格安スマホのショートメッセージがやり取りできない相手がいる。

普通にショートメッセージを使える場合の方がのだが、

何故かそういう人が数名。

ステラさんもその1人だ。

 

大抵、LINEが使えたり、

GmailやネットがあればYahoo mailなどが使える。

 

ステラさんとあともう1人

電話する以外のツールで連絡が取れない。

その人とは連絡が取りづらいために疎遠になった。

LINEやメールならそんなに気を使わないが

今時、家族以外、よほどでなければ電話しないし。

 

ステラさんとは共通の友人がいて、

主に彼女が誘ってくれたりして

ステラさんとは会えるのだが。

 

ステラさんにとって私は

自分の携帯のシステムを変更してまで

連絡したい相手ではないということかな。

 

ま、いいけどさ。

 

 

 

 

 

思い出の品

旅先で、

あるいは何かの記念に

思い出の品をわざわざ買い求める時もある。

 

これこれの記念にと思っても

実はあんまりピンとくるものがなくても

気持ちのなかで妥協に妥協をし

せかされるようにして記念の品を選ぶ時もある。

そんな時は大抵失敗。

 

人生、一番の失敗品、

無駄にしてしまった買い物は、

結納返しに買ったペアの腕時計だ。

 

当時、結納にダイヤモンドの指輪を貰った。

なんかよくわからない、

知り合いだか親戚だかの宝石問屋に連れて行かれ

当時はほぼダイヤの立爪だったので

三つほど出してきたものの

決まっていて、

後の二つはありえない小さくて粗悪なものだった。

決めていた指輪の引き立て役だったのだろう。

勿論良い品だし、高価なものではあった。

 

そして当時の主流で

結納返しにペアの腕時計か

真珠か新郎あるいは新婦の誕生石のネクタイandカフスだった。

 

カフスはしないと言うし

真珠のネクタイピンは既に持っていると言うので

ペアの腕時計にした。

どんなものが希望か何度も聞いたが

ハッキリした答えがなかった。

 

今思えば、

腕時計は国産ではなく

気に入ったタグホイヤーが良かったらしい。

結婚直前にモラ夫みずから買っていた。

モラ夫の生みの親からは

(モラ夫の親戚関係は少々複雑)

生みの父のお下がりのロレックスを貰った。

 

私は時計と車は国産、と

私の家系ではそんなふうに考えていたので

セイコーの腕時計を買った。

 

カタログを何度もモラ夫に見せたが

今思えば気のない返事だった。

私の好きなデザインでよい、と言うのだ。

当時は私が好きなデザインなら自分も好きだと

言ってくれたのかと勘違いしたが、

自分はセイコーなんぞする気はないから何でも良い

という意味だったようだ。

 

私はセンスということは父を信頼していたので

父と二人であれこれ選んだ。

結局、父がしていた腕時計が一番良いように思い

父と同じものをペアで買った。

 

モラ夫はバンドのサイズ合わせも来店せずに、

適当でいいよ、と適当にサイズを合わせた。

気づけばよかった。

私も馬鹿だ。

 

その腕時計は新婚旅行に一度したきり

二度とモラ夫がすることはなかった。

 

私も主婦だし

高価な腕時計をする機会もなく

ただ大事にドレッサーに仕舞い込んでいた。

 

当時は電池式だったので

時折、ドレッサーの整理をするたびに

電池が切れて時が止まっていた。

電池を入れ替えてもどうせしないのだから、と

そのままただ仕舞い込んでいた。

 

そしてとうとう、去年コロナで在宅時間が増え

家中を整理しまくって、処分することにした。

 

一応念のため、時計店や買取店に持ち込んだ。

当時は一つ10万円くらいした品だ。

だが、30年以上前の電池式の腕時計、

セイコーすら部品もなく

買取店でも拒否された。

そして燃えないゴミに出した。

 

大切に2人で使ったものなら

たとえ電池が切れて使えなくなっても

邪魔だと感じることはなかった。

思い出の品として大切に保管しただろう。

整理をして目にするたびに

忌々しさすら覚える品、

捨ててスッキリした。

 

モラ夫は結婚直前に自分で買ったタグホイヤー

モラ父に貰ったロレックスを

今でも大事に使っている。

 

私は子供が小さいころ

安物の時計をしていたが、

五年ほど前に

シチズンで世界電波、太陽電池

良い時計を買った。

 

さて、

そんなろくでもない

失敗記念品もあるが、

逆もある。

 

昨日、娘を駅まで送る途中、

ハンカチを忘れた、という。

普段なら私が鞄に入れている

ハンカチを貸したりするが

昨日の仕事はホール関係で

私の普段の古いハンカチはちょっと。

行きにちょうど百貨店を通るから

ハンカチを買っていく、という。

 

以前も何度かそんなことがあった。

 

今でも現役で使っていたりして、

あの黄色のハンカチはあの時買ったもの、

とか懐かしんだりする。

 

昨日もホール関係の楽しみな仕事だったし、

記念になるしね、なんて。

可愛い、よく似合うハンカチを買っていた。

 

そんな思い出の品、

たったハンカチ一枚でも

よっぽど値打ちがある。

 

 

 

お彼岸

我が家は仏壇とお墓があるので。

 

お彼岸には檀家になっているお寺からお坊さんがいらっしゃいます。

 

まだ姑がいた頃は

仏壇関係は姑でしたが、

とにかくお坊さんはいつ来るかわからない。

お盆やお彼岸は

常に在宅して仏壇の世話をするのが

家にいる者のつとめ、ということです。

私が嫁いだ30年ほど前は

どうしても買い物などで家を開けるときは

玄関の鍵を掛けず

仏壇の部屋にお布施とお茶菓子を置いて出かけていました。

帰宅すると

お布施とお茶菓子がなくなっていたら

お坊さんがいらっしゃった、と。

そんな平和な時代でした。

 

姑から私がバトンタッチした頃、

御住職も代替わりで若いお坊さんにバトンタッチ。

 

失礼とは思いながら、

「いつ来られますか?」

「その日は都合悪くて」と

こちらから連絡するようにしました。

 

指定された日時が都合悪くて変更してもらったのに

何度か忘れて突然お見えになったり、

約束の時間にいらっしゃらずに電話させてもらったり。

 

そんなこともありながら

最近ではお寺さんから

お盆やお彼岸の予定を問い合わせてくださるまでになりました。

 

昨日は予定を変えていただいたので

夕方に来てくださいました。

朝から仏壇のお花を入れ替えたり、

お墓掃除をしたり、

お坊さんのお布施やお茶菓子を準備したり。

 

先日御朱印ツアーに仁和寺に行った際

お線香を買って帰りました。

仏壇にお供えしてあったのをみて

お坊さんが、

うちのお寺は仁和寺は総本山だと教えてくださいました。

 

私の実家も仏壇とお墓のある家です。

後継に予定していた妹は

言われるまま婿養子を取ったものの

半年で離婚し

新たな伴侶(今のご主人)とさっさと家を出ました。

近くに嫁いだ私が

急にあてにされ。

 

まだ両親ともに元気なのですが、

ゆくゆくは私が墓守をしなくちゃいけないのだからと

今日は天気のいいうちに

線香だけ持って実家の墓参りもしました。

予想通り既に両親が墓掃除も済ませ

綺麗な花をお供えしてありました。

 

一緒に御朱印ツアーにいくデイジーさん。

彼女の家には仏壇がありません。

御朱印ツアーに行っても

私はお土産がわりに、仏壇に線香を買って帰ります。

デイジーさんは、お香として買います。

 

デイジーさんに恨みはありませんが、

仏壇を持たない人は気楽で羨ましいです。

 

占いでも

墓守の相がある、

しかも一軒とは限らない

と言われる私。

 

仏壇や墓がなかったら

どんなに気楽でしょう。

 

ゆくゆく、実家は空き家になります。

私はできれば不便な我が家を引き払い

便利な実家に移りたいですが、

モラ夫が元気なうちは無理です。

息子は帰ってこないでしょうし

娘は娘の未来があります。

 

ゆくゆく2つの仏壇を管理し、

移したり

墓じまいしたりしなくちゃいけないのは私。

お彼岸やお盆の時に

少しずつお坊さんに色々聞いておかなくちゃ。

 

気楽にはなれない運命です。