雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

久しぶり母娘でお出かけ

京都八瀬比叡山にある私設美術館

ルイ・イカール美術館。

春と秋,それぞれ2か月くらいずつ

オープンするという美術館。

母娘ともにお気に入り。

 


数年前、まだコロナ前だったと思う。

やはり母娘でお出かけし

元は料亭だったという隠れ家的な美術館内で

入場料がわりに300円でコーヒーを飲み

絵葉書やファイルを買って帰る。

 


絵葉書を本の栞に使っていた娘が

間違えて本に挟んだまま図書館の返却ポストに入れてしまったらしい。

あまりに残念がっていたので

ぽっかり日中、2人とも予定が空いたので

思い切って行くことにした。

ギリギリ今月末までの開館で

来月からまた春まで閉館する。

 


この日も美術館近くの瑠璃光院目当て

紅葉目当ての人はたくさんいたが

美術館は知る人ぞ知るで

素通りする人がほとんどだった。

玄関もホテルか料亭かとい感じで

美術館とは分かりにくい。

 


40年かけて200点のルイ・イカール作品を集めたらしく

ゆっくり時間をかけて一つ一つ鑑賞。

気に入った作品は写真OK。

 


苔生した庭を眺めながらコーヒーを飲んで

ゆっくりと売店でファイルや絵葉書を吟味。

私はついでにお香立てにする豆皿まで購入。

 


夕方から婚活だという娘。

早めに大阪に戻り、

気になっていたらしいワンピースを買って

少し休憩。

荷物を預かって別れた。

 


私はモラ夫と二人分の夕食を

帰り道、デパ地下で調達して帰宅。

 


またこうやって娘とお出かけ出来ることが嬉しいが

いつか娘は結婚するだろう。

してもらわなきゃ困るし。

 


モラ夫と二人になったら

つまり一人きりだというのと同じだ。

 


いつか母娘で過ごしたことを

懐かしく思い出す日が来るのかな。

秋はやっぱり物悲しい。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。