雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

モラ夫の正体⑤

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/04/09/061102

 

 

 

早足で地下鉄へ向かう。

地下鉄は

「回数カード」なるものがあり、

3000円でカードを買うと

3300円分の運賃として使える。

乗り降りの駅に縛りはないし

区間や距離の縛りもない。

無期限で使える。

 


もちろん電車に殆ど乗らないモラ夫は

地下鉄などもっと乗らないので

そんな回数カードもない。

 


だが回数カードは買っても使えるので

一冊買うことにした。

券売機で簡単に買える。

 


まだ残高がある回数カードは私が使い、

新しい回数カードはモラ夫に渡した。

だがまた失くされてはかなわないので、

改札口を入ったらすぐに私が回収して管理した。

 


地下鉄で大阪駅まで行き、

改札口で回数カードをモラ夫に手渡し

改札を出て、

すぐまだ回収した。

 


JRの乗り場へ着くと

相変わらずボーっと待っている。

自分で切符を買おうとか考えないようだ。

 


自分の財布を出したくないだけのケチか、

あるいはモラハラによくある、

「お前は俺の僕か奴隷か使用人。

さっさと切符を買ってきて、宜しくお願いしますと手渡すべき。」

とでも思っているのだろうか?

はたまたもしかしたらモラ夫はモラハラですらなく、

単に路線図を読めず切符の買い方がわからないのか?

 


とりあえず私がモラ夫の京都までの切符を買い

モラ夫に手渡す。

私はICカードがあるのでそれで改札を入った。

 


自動改札機の多くが

ICカード専用、

もしくはVISAカード専用になっていて

磁気の切符の改札は数が少ない。

私がICカード専用自動改札で入ったら

私の後ろをついてきたモラ夫は

改札を通れず右往左往。

 


改札の内側から呆れた顔で

冷たく見てしまった。

 


つづく。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。