前者はモラ夫。
後者は私。
モラ夫は1人で粛々とやることが好きだ。
仕事もモラ夫の兄が優秀な人だったから
なんだかんだで役職に就かせてもらい
部屋を与えられ
基本的には1人で仕事をしている。
家でも亡き舅がそうであったように
1人部屋に篭って好きなオーディオを聞いたり。
1人で出かけて行って写真を撮ったり。
車を洗ったり、外回りの掃除、墓掃除も
「1人の方がいい」と1人でやってしまう。
「手伝う」「一緒にしよう」「2人の方が早い」と言っても。
かえって迷惑そうで。
後者は私。
チームプレイが大好きかと言われたら
案外チームにストレスを溜めたりもするし
1人が気楽に思うこともある。
お一人さま限定のバスツアーや旅行は
すごく性に合っている気がするし。
だけど、何か作業をする、となると
なかなか1人ではやる気が起きないし
捗らなかったり。
連休中にやりたいことの一つが、
鉢植えの植え替えだった。
何年も前に実家から株分でもらった「金の成る木」。
それ以前にもらったものはすぐに枯れたのに
それはどんどん大きくなって、
その度に鉢を大きなものに替えて植え替えた。
越冬させるのに、冬の夜は玄関の中に入れるのだが
大きな鉢を持ち上げることができなくなり
仕方なく銀色の断熱シートを鉢の周りに巻き付け
鉢の底にはマットを敷いた。
一冬は越せたが、
去年かなり弱ってしまった。
春に花は咲いたが以前よりは花も少なく
みるみるうちに枯れ始めた。
ただ、ポロポロ落ちた枝が根付いたりして
植え替えなくちや、と気にはなっていた。
ただ真夏は暑いし。
雨が降ったら汚れるし。
土も買いに行かなくちゃ。
なんで自分に言い訳して。
植え替えていった小さい鉢に根付いた枝を植え替え
枯れた元の木を処分しよう。
連休最終日、前日にホームセンターで土も買った。
もう今日やらなくちゃ気にはなって気にはなって。
新聞紙を準備していたら
たまたま帰ってきていた娘が
「何か手伝う?」と言うありがたい申し出。
娘が手伝ってくれて、
「この木のこの枝はまだ生きてるよ。
ここから切って挿し木すれば根付くんじゃない?」
などなど色々意見も出してくれて。
「ゴミ袋持ってきてくれる?」
なんて助けてくれて
2人でやったらあっという間に終わった。
このまま根付くといいな。
また少しずつ大きくなったら鉢も大きくすることになるけど。
1人じゃできなかったな。
そういえば、コロナ禍の断捨離や
何十年も放置したフランス人形の救出も
みんな娘が手伝ってくれてできたんだった。
1人じゃできない。
今日も読んで頂き、ありがとうございました。