雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

娘、ハイツに帰る

いよいよ月末、

ちょうど5週目で午前の仕事も午後の仕事もお休みだった金曜日。

娘のハイツを冬仕様に整えに行った。

 


洗濯やら炊事やら

何もかもどうやって生活を回していたのか

もうすっかり浦島太郎だという娘。

 


実家に殆どある洋服や持ち物を

厳選しながらハイツに運ぶ荷物を整えるのは娘。

どんどん荷造りしたものを

車のトランクや後部座席に一緒に詰め込んだ。

 


なんだかこの光景は記憶があるなあ。

いきなりの離婚で娘の荷物を詰め込むだけつめこんだ真冬のあの日。

 


娘がハイツで一人暮らしすると

華々しい門出とはいかないが

見守ることしかできなかった早春。

 


今回はなんだろう。

世紀の大仕事?リサイタルを終え

10日ほど後始末の仕事や疲れを癒し

ハイツに、元の生活に帰っていく娘を

送り出した晩秋。って感じかな。

 


金曜日はハイツに荷物を運び

食料品や日用品の確認をし

その日は実家へ。

 


翌日、仕事は午後からだというので、

早めのランチにパスタを作って一緒に食べて

駅まで送っていった。

「いってらっしゃい」

「ありがとう、行ってきます。」と。

ああ、でももう今夜から家には帰ってこないんだな。

そう思うとなんだか急にさびしくなった。

 


夕食もモラ夫と2人分。

日曜日のお昼ご飯もモラ夫と2人分。

お弁当はモラ夫1人分だ。

作りすぎないようにしなくちゃ。

ご飯は何合炊くんだっけ?

やっと3人の生活パターンに慣れたのに。

 


思えば去年の秋から

3人の生活や2人の生活に

慣れたと思ったら元に戻り

激動の一年だったな。

 


私も慣れなきゃ。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。