雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

苦しい言い訳聞きたくない

友人のデイジーさん。

息子の中学のママ友以来、

もう20年来の友人で

今でも最低でもツキイチで会う。

 


バスツアーに出かけたり

御朱印ツアーに行ったり

コンサートに行ったり。

 


息子たち卒業後も

混声合唱団に一緒に数年在籍したこともあり、

デイジーさんは合唱に興味がなくなってやめ、

私は生ぬるい団だったので

ちゃんと頑張る団に引っ越しした。

 


デイジーさんはその名の通り

夢の国が大好き。

コロナ前は年パスを持っていて

夜行バスで1人ででも出かけるような人だ。

夢の国繋がりのサークルやグループがたくさんあり、

1人で行ってもSNSで伝えると

誰か近い人が集まってきてくれたりするそうだ。

 


毎週末と言っても過言ではないくらい

よく行っていた。

職場で土曜日や月曜日の休みを交代してもらいすぎて

職場でちょっと揉めたこともあるとか。

 


私も2年に1回くらいのペースで

よく連れていってもらった。

 


コロナも落ち着き

そろそろまた夢の国に通い始めたデイジーさん。

 


そんな時、

古巣の混声合唱団の演奏会があり

まだ残っているメンバーから

招待状がきた。

 


一緒に行こうと約束していたが、

その演奏会(昼公演)の夜から

また夜行バスなのか新幹線なのかで

夢の国に行く予定だと聞いていた。

だから演奏会が終わったら

演奏会が長引いたら途中ですぐに帰る、と。

 


はいはい、了解。

 


ところが先日、

長々とLINEが送られてきた。

職場で1人急に退職して

仕事が追いつかないから演奏会に行けなくなった、と。

 


デイジーさんは、その夜から夢の国に行くと

私に話したことをどうやら忘れているようだった。

 


ホテルを取るのが大変で

運よく取れた話や、

レストランも予約ができた話、

バケーションパッケージとやらいう

課金して待ち時間をなくすのに何万円払ったとか。

 


正直に言って欲しかったな。

別に、なんとも思わないのに。

 


演奏会に顔を出してダッシュで向かう、

場合によっては演奏会を中座する、

そう考えていたが、

やはり旅行の荷物を考えたり、

留守中の家のことを考えたり、

よくよく新幹線の時間と照らし合わせたら

演奏会に行くのは大変(面倒)だと感じて

やっぱり行かないわ、と

正直に言ってくれてもよかったのに。

 


苦しい言い訳は絶対伝わってしまうよね。

だからってデイジーさんを嫌いにはならないし

別にいいんだけど。

私にそんなええカッコせんでもいいねんで。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。