雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

疑ってしまったダイヤモンド婚⑦

つづき。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/05/01/072930

 


お店を出た後、

母は帰りにどこかでコーヒーでも、と言ったが

正直皆満腹だったし、

そのまま解散となった。

 


駅に向かうと、ロータリーにバスが停まっていて

私は慌てて飛び乗った。

 


バスは結婚した時には1時間に4本あって

朝夕には6、7本もあったが

今は過疎化で1時間に1本しかなくなった。

そんな不便なバスなのにすごい幸運だ。

 


そのまま真っ直ぐ帰ったが

帰宅後は、昼間から珍しくビールを飲んだり

かなり気を使ったのか疲れてしまい

ソファでうたた寝して

目覚めたら夕方だった。

 


気づくと実家のグループLINEに

父から食事会ができて嬉しかったこと、

母からは久しぶりに4人で集まれて楽しかったこと、

声をかけたら快く参加してくれて

よかった、嬉しかった、と

LINEが来ていた。

 


それまでの、昔の経験から

何を企んでいるのか?と

最後まで疑っていた私や妹だったが、

両親もそれだけ高齢になったのだ。

 


親戚からも孤立して

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/10/26/062428

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/10/29/054947

 


しかも皆高齢で亡くなっていたりして

夫婦2人、それ以外の人間と

たまには関わりたくなったのだろう。

 


今までは気が短くモラハラ

最近までそんなだったが

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2022/01/31/060722

 


実家ではなく外のお店だ。

喧嘩別れになったらいけない、と

父も理性が働いていたのだろう。

 


私たちに気を使っているのが見てとれた。

両親も歳をとったのだ。

 


そして何とか理由をつけて断ったりせず

断る理由が思いつかず、

仕方なく参加したが

そんなに喜ぶなら断らずによかった。

そして疑って悪かった。

 


今日も読んで頂き、ありがとうございました。