雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

噛み合わない家族(実家)現在に至る

コロナ様様で

実家への毎月の集まりはなくなった。

そしてお正月、うちの家族と妹夫婦が一緒に集まることも無くなった。

 


妹夫婦には子供はいないし、

うちも子供はまだ二人とも家庭を持っていない。

だが、妹や私の夫たちはまだ働いているが

形式上もう定年を迎えた。

 


そんな歳になって、妻の実家に毎年挨拶も

もう気の毒だ、と父が言い出した。

 


まあ、お正月に全員集まったとて、

血の繋がる親娘でもよそよそしいのに

賑やかに盛り上がるお正月とは程遠いのだから。

お酒を飲まない夫たちと食事も盛り上がらず、

そもそも一刻も早く解放されたいオーラ満載のみんな。

父が逆に場を盛り立てようと気疲れするのだ。

 


夕方になる前に早々解散すると、

妹夫婦はよく百貨店へ繰り出していたようだし、

息子はすっ飛んで彼女の元へ。

モラ夫は職場へ様子を見にいくと出かけ、

娘と私は近くの百貨店へ。

結局、みないつものようにバラバラ。

 


次に皆が揃うのは

誰かが亡くなったときなんだろう。

 


どこで歯車が狂ったか

噛み合っていくこともない家族だ。

 


先日、実家の少なくない財産の分け方を

妹と一緒に呼び出されて説明された。

 


両親が生きている間は

なんとか分担して最後まで看取るだろう。

だがそのあと、財産を分けたら

妹とももう今まで以上に会う頻度も無くなるだろう。

 


噛み合わない家族だった。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。