雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

残念な食器

先日、京都まで出かけた時に

昼食を食べに入ったレストランの話。

 


周りはたくさん食事できる店があるわけではなかった。

以前入ったパスタ屋さんも

「緊急事態宣言により9月末まで休業」

の張り紙。

 


仕方なく目についたフレンチレストラン。

コロナ以前は入ったことがなく、

そもそも元々フレンチレストランかどうかも知らないが、

入り口にメニューがあり

まぁまぁ高いが

とにかく広々していて混雑してなさそうだったので入った。

 


際立って美味しいとも感じなかったが

かと言って

代金返せ、と思うほどでもなかった。

前菜も手が混んでいたし

スープも濃厚だった。

メインも美味しく

デザートも美味しかった。

 


でもいつも行きつけにしている

地元のフレンチには届かない感じだった。

 


最後にコーヒーが出てきたが、

ミルクピッチャーを見てハッとした。

 


このミルクピッチャーに見覚えがあるからだ。

 


それは毎日我が家で使っているものだ。

ミルクピッチャーとしてではなく、

玄関で毎朝夕、スティックのお香を焚いていて、

そのスティックお香を入れているのだ。

 


何かスティックお香を立てておける容器をと

空き瓶などを探してみたが

断捨離断捨離と捨ててしまって適当なものがなく

仕方なく100均で買ったものだ。

 


一気にテンションダウン。

100均の食器を出すんだ。

 


今まで出てきたお料理の食器。

あまり気にも留めなかったが

あれはどんな食器だったのだろうか。

ノリタケやウエッジウッド ではなさそうだが

白い無地の食器だった。

 


ミルクピッチャーひとつで

何もかもレベルが下がって見えてしまった。

 


残念。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。