雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

フィガロの結婚

娘、コロナの緊急事態宣言でホールが閉鎖になり

5月のピアノ演奏会が中止になった。

 


8月、同じメンバーで予定していた演奏会。

緊急事態宣言中だったが

ホールは営業していた。

当日朝までは。

暴風警報が出て急遽ホールが閉鎖になり

演奏会が急遽中止に。

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/08/10/051958

 


https://andante8113.hatenadiary.com/entry/2021/08/11/052912

 


ポロッと娘が言った言葉。

 


フィガロの結婚」は弾けない運命なんないなぁ。

 


実は娘は子供の頃からヤマハ音楽教室に通っていた。

グループレッスンのグループの発表会で

エレクトーンで「フィガロの結婚」を弾く予定だった。

その時、当時の先生・ミサ先生と私が

娘のレッスンについて意見の食い違いがあり

発表会を待たずに別の楽器店の別の先生・ミカ先生に移ることになった。

 


最終的にミカ先生とはずっと繋がっていて

今でも本番前にはレッスンをお願いしに行くくらいだ。

なのでミサ先生からミカ先生に移ったことは

間違いではなかったと思っている。

 


しかし、当時まだ子供だった娘は

子どもなりにストレスや不安や

辛い思いをさせてしまったとは思う。

 


結局ヤマハ音楽教室の先生になった娘は

当時私との意見の食い違いで決別してしまったミサ先生とも

顔を合わせることもあるようで。

ありがたいことに、ミサ先生も良い人で

当時のことは水に流し

娘とは1人の先生としてきちんと付き合ってくださる。

元々私とは意見の相違があったが

娘のことは可愛がってくださったし。

 


その時に途中でやめてしまって

結局弾けなかった「フィガロの結婚」。

 


ピアノで6手連弾(3人で弾く)で

フィガロの結婚」が選曲された時から

嫌な予感がしていたらしい。

 


5月は緊急事態宣言で

8月は暴風警報

フィガロの結婚」は娘は弾けない運命にあるのだ、という。

 


なんだか娘の中でやっぱりトラウマとなり

不運な曲となってしまったことに、

これからも「フィガロの結婚」が出るたびに

不運なことが起こるかもと母娘とも思うと、

今更言っても仕方ないが

意見の相違で無理やり楽器店や先生を変えるようなことをしてしまったことに

自分勝手な母だった

自分勝手な子育てだったと

悔やまれるのだ。

 


今更仕方ないけど。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。