雛子の毎日

60代主婦の泣き笑いの毎日

非常持ち出しリュック

9月1日は防災の日でしたね。

非常持ち出しリュックは皆さん用意されていますか?

 


今年から9月1日は、

非常持ち出しリュックの中身を

毎年点検することにする!

と朝のワイドショーでみて、

ドラッグストアのチラシで見て

きめました。

 


非常持ち出しリュックを初めて作ったのは

27年前の神戸淡路大震災の後。

 


当時子どもたちはまだオムツをしていて

非常持ち出しリュックの中にはオムツも入れていました。

汗かきの子どもの着替えも。

 


絶対要るし欲しいけどなかなか欲しいと言いにくい大人用の下着も。

 


ライターやハサミなども。

見様見真似で缶詰やレトルト食品なども詰め込んで

モラ夫と私、2つのリュックを作りました。

 


子どものものは私のリュックに。

多分モラ夫は自分のリュックに入ってある水や食料は

舅姑に渡すつもりだと予想していました。

舅姑とモラ夫が一家族、

私と子どもたちが母子家庭、

そんな感じでした。

 


幸い、非常持ち出しリュックを使う機会はありませんでした。

現在も進行形で、ありがたい事。

 


毎年、年明けの大震災の頃に、中身を点検していましたが、

いつのまにか2年ごとに、3年ごとになり

リュックは一つになり、

そのうち大掃除で埃まみれのリュックを開けて

とっくに消費期限が切れた缶詰や乾パンが出て、

遂には非常持ち出しリュックを置かなくなりました。

 


10年前の東北の地震の後

また非常持ち出しリュックを作りました。

息子は家を出ていたし、娘も立派な大人。

一食二食たべなくとも構わないし、

どこかで支援物資があるだろうし。

食品は賞味期限があるし(笑)

中身はタオルが中心。

あとは水のペットボトルなど。

 


昨日10年ぶりに非常持ち出しリュックを点検しようとしたら、

リュックもボロボロ。

正確には埃除けのビニールがボロボロで

その袋を開けるためにリュックもボロボロ。

 


タオルも湿っぽくかび臭い。

懐中電灯の電池から液体が漏れ、

錆び付いています。

 


リュックも中身も捨て、

新しく安いリュックを買って準備しました。

水のペットボトル、ビニール袋、

銀色のレジャーシート、

9月1日の新聞紙、

ゼリー飲料、

ハサミ、タオル、ティッシュ、ウエットティッシュ

などなど。

 

 

 

今日たまたま友人と非常持ち出しリュックの話題になりました。

というか、非常持ち出しリュック、どうしてる?と聞いてみたのです。

 


ある人は、スーパーなどで3900円で売っている

非常持ち出しリュックを家族の人数分買おうかと思う、と。

確かに、リュックを買って、中身を買ってとなると

3900円で買う方が安いかも。

 


ある人は、非常持ち出しリュックを作っていない、と。

近くて遠い国からミサイルが飛んできたりしたら

リュックも何もなく死んでしまうだろう。

 


急な地震ならリュックを背負う間もなく

自分の身を守ることができたらいいほうだ。

 


大雨などの災害なら

そろそろやばいと思ってから

避難所にいくならそれから詰めれば良い。

1日待てば食べ物や飲み水の支援物資が来るはずだ。

リュックなどに入れてすっかり忘れて

開けた時には全てゴミになっているくらいなら

気をつけて日頃からレトルト食品などの買い置きや

ペットボトルの飲み物の買い置きをしておく程度で

充分ではないか、と。

 


そう言われたら確かにそうです。

 


これから毎年9月1日には!と

昨日非常持ち出しリュックを用意したのだけれど

やっぱりもう要らないかなぁ。

 


今日も読んでいただき、ありがとうございました。